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南シナ海で熱帯低気圧が発達 台風発生すれば約半年ぶりで“台風1号”に

  • 2025年6月10日
  • ウェザーニューズ

2025/06/10 10:23 ウェザーニュース

6月10日(火)9時現在、南シナ海で発達中の熱帯低気圧について、気象庁は「24時間以内に台風に発達する見込み」と発表しました。次に台風が発生すると台風1号と呼ばれることになります。台風1号の発生時期としては過去5番目に遅いことになります。

▼熱帯低気圧 6月10日(火)9時
 中心位置   南シナ海
 移動     西北西 ゆっくり
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s



ゆっくりと北上し大陸に上陸か

昨日9日(月)夜に発生したこの熱帯低気圧は、今後勢力を強めて台風に発達する可能性が高くなってきました。

進路を見ると、ゆっくりと北上して中国の華南に上陸する可能性が高くなっています。台風そのものが日本列島に進んでくる可能性は小さいものの、熱帯低気圧由来の湿った空気が梅雨前線に取り込まれて、来週の日本の天気に影響する可能性も考えられます。今後の進路の情報に注意してください。

台風1号 5月までに発生しなかったのは2016年以来9年ぶり

次に台風が発生すると、昨年12月23日に発生した台風26号以来で、およそ半年ぶりとなります。

台風1号が5月までに発生しなかったのは2016年以来9年ぶりで、台風1号の発生時期としては1951年からの統計で5番目に遅い記録となりそうです。

台風発生数の平年値を見ると、5月以降は台風の発生が増え始める時期ということがわかります。7月にかけては梅雨前線の活動も活発になる時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくようにしてください。

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