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2025/05/29 13:45 ウェザーニュース
【 この先のポイント 】
・土日も変わりやすい天気 寒冷渦の影響
・週中頃に再び天気崩れる 低気圧が東進
・来週後半は気温上昇 真夏日予想も
今週末も雨の降るところがありそうです。
梅雨前線上の低気圧が本州の南を進み、明日30日(金)は東日本の太平洋側を中心に本降りの雨となる予想です。活発な雨雲は30日(金)のうちに日本の東に離れる見込みですが、「寒冷渦」と呼ばれる寒気を伴った上空の低気圧が日本付近をゆっくりと移動する影響で、本州付近は土日も不安定な天気が続きます。
寒冷渦に伴う地上の低気圧はゆっくりと北上する予想で、東日本では31日(土)にかけて、北日本では6月1日(日)にかけて、局地的に雨雲が発生・発達しやすい状況が続く見込みです。雨雲がかかる場所の特定が難しく予報が変わりやすいため、随時最新情報をご確認ください。
週末の低気圧が東に去ったあと、一旦高気圧に覆われて天気は回復しますが、2日(月)から早くも天気は下り坂に向かいます。梅雨前線が北上して本州に接近し、前線上の低気圧が本州付近を東進する予想です。
この低気圧や気圧の谷の影響で、西日本では2日(月)から雨が降りだし、3日(火)から4日(水)にかけて東日本や北日本でも雨が予想されます。
週後半になると梅雨前線は南に離れ、本州付近は晴れ間も期待できそうです。沖縄や奄美は梅雨空が続く見通しです。
東日本や西日本はさほど気温の高くない状況が続いていますが、来週前半までは最高気温は平年並みか低めの日が多そうです。ただし、日差しの届くタイミングではこの時期らしい暑さになります。
来週後半になると気温は上昇傾向で、最高気温30℃以上の真夏日になる可能性もあります。梅雨前線が南に離れるため真夏のような蒸し暑さではありませんが、熱中症対策は必要です。