2025/05/15 11:50 ウェザーニュース
今日15日(木)も北日本での気温上昇が顕著になっています。季節先取りの暑さによる熱中症に注意が必要です。
11時30分時点で25℃以上を観測した夏日地点は312地点。北海道から南西諸島まで広く分布しています。最も高い最高気温は沖縄西表島で観測された30.6℃。ただ、青森県三戸でも29.8℃を観測して全国で3番目に高い気温です。
北日本の上空約1,500mには+12℃という暖気が流れ込んでおり、南風によるフェーン現象の影響もあって気温の上昇が顕著になっています。北海道旭川では27.8℃を観測して今年最も高い気温を観測。東京の最高気温は25.7℃でした。
午後は時々雲が広がっても日差しが届いて、気温はさらに上昇します。北日本では今年の最高気温を観測する地点が更に多くなる予想です。
まだ暑さに体が慣れていない時期なので熱中症に注意してください。農作業や運動会の練習など屋外で長時間過ごす場合はこまめな水分補給と休憩が欠かせません。