2025/05/12 16:02 ウェザーニュース
明日13日(火)以降は全国的に気温が高くなります。上空の暖かな空気が北日本まで覆うようになり、札幌や旭川など北海道でも最高気温が25℃以上の夏日となる日が多くなる見込みです。
この先は大陸方面で北上が強まる暖気が、西回りで日本付近に流れ込むことが予想されています。上空約1,500mの気温の予想を見ると特に北日本で平年より大幅に高くなる見込みで、各地で週末にかけて季節先取りの暑さが予想されています。
札幌市では14日(水)から16日(金)にかけて、最高気温が25℃以上の予想です。旭川市でも週後半は25℃以上の夏日が続き、17日(土)には28℃まで上がる予想となっています。
東北や北陸でも最高気温25℃前後の日が続きます。
例年この時期には、低気圧の接近などにより北日本でも急に暑くなることがありますが、今回は暑さが数日続く可能性があります。暑さに慣れていない時期で、脱水症・熱中症のリスクが高まります。特に屋外で長時間過ごす場合はこまめに水分を補給して、熱中症予防を行うようにしてください。
また、朝晩と日中の気温差にも注意が必要です。
東日本や西日本の上空も暖かな空気に覆われます。
東京や名古屋では最高気温が25℃前後となり、晴れ間の広がる18日(日)は30℃近くになる可能性があります。大阪や福岡など西日本各地は連日の夏日予想となっています。
沖縄では朝の気温も高めで、梅雨明け後のような蒸し暑さになりそうです。
全国的にこの先しばらくは季節先取りの体感になります。急な暑さで体調を崩さないようお気をつけください。