
酒に溺れて暴力を振るう夫 / 画像提供:宮野シンイチさん
子どものころから漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開された『夜逃げ屋日記』は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、X(旧Twitter)に投稿されているなかから『夜逃げ屋日記』の56~57話をお届けするとともに、著者に包丁を振り回す勾留明けの夫についても話を聞いた。
56-2『夜逃げ屋日記』 / 画像提供:宮野シンイチさん
今回の依頼者は小倉ヒメカさん(24歳)。元ボクサーの夫は酒に溺れて家庭で暴力を振るうようになり、警察沙汰になるレベルの事件に発展。ヒメカさんは全治3カ月の大怪我をしてしまった。
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今回は勾留明けの夫が在宅中に警察が同行して、夜逃げ屋スタッフがヒメカさんの荷物を自宅から回収。その後、移転先へ搬送をする。
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退院明けのヒメカさんはジョーさんが移転先へ連れて行き、宮野とビッキーさん、ブルさんそして社長の4人で夫のいるアパートへ向かう。ブルさんが何度もインターホンを押すと、ようやくドアを開けた夫が「テメェ誰だよ…ぶち殺されてぇのか」と言うではないか!?
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警察は夫の両サイドで監視し、その間スタッフたちはヒメカさんの荷物を運搬する。すると「お前ら勝手に人のモン触ってんじゃねぇぞゴラァ!」「ヒメカ連れてこい!」などと怒鳴り始める夫。
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ビッキーさんはキッチンへ行くと、大きなコーヒーの缶に入っていた封筒を見つけて懐に入れる。その様子を見ていた夫は「おい!今、懐に入れたもん出せ!」と言うが、ビッキーさんは「ただの言いがかりよ」と言って否定。
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腹が立った夫は包丁を振り回しながら「上等や!殺してやらぁ!」と叫ぶ。けれどすぐに警察に取り押さえられて、その隙にスタッフたちは作業を続ける。果たして、ビッキーさんが懐に入れた封筒は一体何だったのだろうか…!?
――包丁を振り回す勾留明けの夫を見て、宮野さんはどう思われましたか?
振り回すというより包丁を構えたところを速攻で警察が取り押さえてくれたので、ほんと数秒だったんですが、その数秒は生きた心地がするとかしないとか、そんなことを感じる間もなく「あ!?え!?なに!?」っていう驚きでいっぱいでした。
『夜逃げ屋日記』は待望の第4巻が発売予定で、著者と夜逃げ屋の社長との対談も実現。
取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)
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