
俳優の今田美桜さんが出演する電気事業連合会(以下「電事連」)の新テレビCM「電気とひとの物語・冷蔵庫あけたら」篇、「電気とひとの物語・この撮影も」篇(各30秒)が、全国で絶賛放映中だ。
新CMでは「これからも、ずっと電気と。」というメッセージを表現
今回は、電事連のCM撮影に臨む今田さんの1日を、劇中劇のようなドキュメント仕立てで描いた2タイプのストーリーを通じ、「これからも、ずっと電気と。」というメッセージを表現。「電気とひとの物語・冷蔵庫あけたら」篇では、一人暮らしの女性を演じる今田さんが仕事で疲れて帰宅した夜、何気なく冷蔵庫を開けると、そこにあるはずのない両親の手作りプリンを発見。そこから小さいころの懐かしい思い出がよみがえり、「電気に流れているのは、ひとの気持ちなのかもしれないな」と、実家の両親の優しさや温もりを実感する姿が描かれている。
一方、「電気とひとの物語・この撮影も」篇は実家の冷蔵庫の前に佇む今田さんが、撮影クルーの「OKです!」の声で役柄から“素”に戻るシーンからスタート。実は「冷蔵庫あけたら」篇は、「この撮影も」篇とひと続きになっているのも見どころ。照明やカメラ機材等、多くの電気を使うCM撮影の様子を目の当たりにし、「もしも電気がなかったら…」と想像する今田さんの姿が、芝居と現実が入り混じったユニークな世界観とともに描かれている。本CMでは、これから電気の使用量が増えていくと言われるなかで、電事連では安全性の確保を大前提に、発電時にCO2を出さない「原子力」と「再生可能エネルギー」を最大限に活用し、「火力」の脱炭素化にも取り組みながら、各電源のバランスのよい活用を進めていることも紹介している。
■ほっこりエピソード満載!撮影エピソード
思わぬアクシデントも機転の利いたアドリブでOKテイクに
【写真】新CMではキュートな今田美桜さんにも注目!
実家の冷蔵庫の前で、手作りプリンを持った今田さんが掃除機をかけるお母さんとやりとりするシーンで、「はいはい、掃除の邪魔〜」というお母さんに、「プリン食べたらやる〜!」と無邪気に応じた今田さん。ところが、ここで今田さんがプリンのカラメル部分にスプーンを入れた瞬間、まるで飴のようにビヨ〜ンと伸びてしまうハプニングが発生。それにもかかわらず、今田さんは「カラメルがすごい固まってるよ!すっごい伸びるよ(笑)」と、未完成のプリンの特徴を逆手に取った自然なリアクションを披露。機転を効かせた見事なアドリブに、現場は大いに盛り上がった。
今田さんがかわいらしいリスのモノマネに挑戦!?
実家の冷蔵庫に貼ってあったシールを、今田さんが懐かしそうに撫でるシーン。監督から「このリスのシール、よく生き残っていたな、といった心情で」とリクエストされた今田さんは、「古いシールって、見ているだけで楽しいですよね」と笑みを浮かべると、本番では少しずつ幼いころの記憶がよみがえるような温かみのある表情を披露し、あっという間に撮影がOKとなりました。続いて、ぷぅっと頬を膨らませた今田さんは、木の実を食べてモグモグしているリスの顔真似に挑戦。あまりにもキュートなお芝居に、現場のあちこちから「かわいい〜」という声が聞こえてきて、監督も「笑いながら頬を膨らませるところが最高です」と絶賛の声を上げていた。
撮影シーンを撮影する“劇中劇”に混乱も
モニター画面に今田さんの姿が映し出され、さらにカメラが引いていくと、セットチェンジのために慌ただしく動き出す撮影クルーの姿も映り込む―「この撮影も」篇は、劇中劇の手法で撮影された、現実と虚構の世界が入り混じった複雑な構成となっている。そのため、本番では今田さんを撮影している監督役と、本物の監督が2回続けてカットを掛けることになり、「カット!」の声が聞こえても、一体どちらのカットなのか、すぐにはわからないという場面が幾度となく発生。今田さんも「1回カットが掛かっているのに演技が続くので、不思議な感覚になりますね」と、通常とは異なる状況へのチューニングを余儀なくされ、終始高い集中力が求められた。
演技経験ゼロの照明スタッフが今田さん相手に初芝居!
庭で照明の準備をしているスタッフに、今田さんが「お世話になります」と挨拶するシーン。照明スタッフの役は演技経験が一切ない本物の照明スタッフが務めることとなり、果たしてどんなリアクションを見せるのか、誰もが固唾をのんで見守る状況に。いざ本番のカメラが回り、今田さんがにこやかに挨拶すると、「…あ、はい……」と遠慮がちに反応してみせた照明スタッフ。その表情と言い回しがあまりにもナチュラルで、すかさず監督が「素晴らしい!」とOKを出し、共演した今田さんも「素敵でした」と同意すると、初演技の相手が今田さんという大変なシチュエーションにもかかわらず、堂々と演じた照明スタッフに周囲から温かい拍手が送られて、現場は和やかな空気に包まれた。
■「ぬくもりが感じられました」今田美桜さんインタビュー
電事連公式サイトの特設ページ「ずっと電気と。」も公開中
――CM撮影の感想をお聞かせください。
これまで撮影してきた、電気の使用方法のバランスの取り方が大事だよというお話とまたちょっと違う視点で、人と人が電気を通してつながるところに視点を置くのは新しいなと思い、新鮮な気持ちで撮影に臨みました。あとは、手作りのプリンがおいしかったです(笑)。ぬくもりが感じられました。
――電気を介した、人の温かみやぬくもりを表現したCMですが、 人の温かみやぬくもりを感じたこと、心がほっこりした出来事を教えてください。
今回の撮影を通して自分の子どものころを思い出したのですが、私が生まれたころからの写真や動画をまとめて、20歳になったタイミングで両親がアルバムとDVDにしてプレゼントしてくれたときはとてもうれしかったです。アルバムの写真に母がメッセージを付けてくれて、DVDのジャケット写真は生まれたときの足型を印刷した写真になっていたりして(笑)。今でもたまに見返すと両親の温かさを感じますね。
――「冷蔵庫あけたら、いつも同じ場所にあれがあった」というナレーションがありましたが、 今田さんの家の冷蔵庫にいつもあるもの、ついストックしてしまうものを教えてください。
けっこういろいろストックしがちですが、絶対にあるものは「味噌」と「炭酸水」です。味噌は常に冷蔵庫の中にあるのと、炭酸水はお酒をつくるときに必要なので、ストックしています。
――「もしも電気がなかったら…」というセリフがありましたが、今田さんにとってなかったら困るものは?
コンタクトレンズです。目が悪くて、朝起きたらまずはコンタクトを付けることが最優先事項なので、私はそれがなかったらお仕事もできないですし、本当に困ります。
――地方から上京した一人暮らしの女性を描いたCMですが、今田さんが上京したときに驚いたことは?
いろいろありましたが、一番は東京の電車の路線の多さです。人の多さにも、駅の大きさにも驚きましたが、来る頻度の短さというか、山手線は2分間隔で来ることがあるじゃないですか。あれは本当に衝撃でした。最初は迷うので、駅員さんに聞いたり、地図アプリを使ったりしていましたが、特に東京の駅はなかなか複雑でしたね。
――実家が舞台のCMということで、今田さんの地元の福岡や実家の好きなところを教えてください。
福岡は本当にごはんがおいしくて、街がコンパクトで、いろんなジャンル、いろんな文化が集まっているところが大好きです。実家は、母の料理が食べられたり、何もしなくても洗濯物ができていたり、私にとって家族のありがたみを感じる場所だなと思います。
このインタビューの様子は、電事連公式サイトの特設ページ「ずっと電気と。」の中で公開しているメイキング映像で見ることができるので、ぜひそちらもチェックしてみて!
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