
子どもの責任を取るのは親ですよね? / 画像提供:ザバックさん
駅員経験のあるザバック(@theback_blog)さんは、X(旧:Twitter)やブログにて駅員を主人公にした漫画などを中心に公開している話題の漫画家。2024年1月に「あなたの責任ですよね?」の漫画を投稿し、駅員のあるあるをテーマに描かれた作品である。本エピソードを紹介するとともに、著者に「子どもが切符を紛失した」と言ってくるような大人などについても伺った。
■"駅員あるある"子どもが切符をなくしたら誰のせい?
「あなたの責任ですよね?」01 / 画像提供:ザバックさん
02 / 画像提供:ザバックさん
03 / 画像提供:ザバックさん
本作「あなたの責任ですよね?」は、駅員経験のある作者ザバックさんの描く"駅員あるある"をテーマにした作品である。
「バラ駅から乗って来たんですけど、この子に切符を持たせたらなくしちゃったみたい」とペン助に話しかける母親から始まるエピソード。"子どもに切符を渡したらなくした"、それ自体はよくある話だが、ペン助が規則通り料金の再収受を行おうとすると母親は「子どもなんですよ!?仕方ないでしょ!!大人の私が無くしたなら払いますがね!!」と文句を言い始めたのだ。子どもに切符を渡したのは母親、「だったらあなたが責任を取るべきでしょ?」とペン助が言うと母親はさらに文句を言い続け、結局、翌日には本社にクレームの電話がかかってくるのであった…。
「『子どもがなくしたから仕方ないですよねー(笑)』って笑顔で言ってくる親御さんはいましたね。」と駅員当時を振り返るザバックさん。「僕はそういうときは必ず再収受していました。というか、子どもが無くそうが親が無くそうが、もう一度お金をもらうのが普通なんです。勘違いしてる人が多いんですよね」とあくまで通常の対応であると教えてくれた。
料金に関するトラブルは絶えないものの、最近ではIC系カードなどの電子マネーが主流となっている世の中。変わりゆく料金事情にザバックさんは「最近のモバイルICカードだと、驚いたことに通学定期券まで登録することができるんですよ!時代は変化していくので、置いていかれないようにしたいですね」と思いを語る。
コアなファンも多いであろう"駅員あるある"、興味のある人はぜひ読んでみてほしい。
取材協力:ザバック(@theback_blog)
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