【ネコ漫画】人と猫、言葉は違えど「会話」はできる?愛猫家なら思わずうなずく「密なコミュニケーション」にほっこり【作者に聞く】

  • 2025年5月4日
  • Walkerplus

ウォーカープラスでは、ゴールデンウィークにスマホやタブレットで気軽に読めるおすすめ漫画をピックアップして紹介。今回取り上げるのは、藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)さんの“飼い猫あるある”漫画シリーズだ。
猫はちゃんと喋るもの!?飼い猫との愛しいコミュニケーション
猫はちゃんと喋るもの!?飼い猫との愛しいコミュニケーション


アメーバブログの公式トップブロガーとして認定されている藤緒さんは、自身と暮らす茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」の3匹の猫の様子をブログやSNSで漫画として発表して人気を集める。それぞれの猫の個性が伝わる描写とともに、猫飼いなら思わずうなずく着眼点が見どころの一つとなっている。

■伝えたいことはお互い言葉で!人の主張、猫の主張

人と猫とで会話ができていると思える一幕を描き反響を集めたエピソードが、「お断りと文句をちゃんと伝える」。黒猫の朔ちゃんは甘えん坊で、飼い主の藤緒さんについて回るのが常。冬の寒い廊下にも追いかけてくる朔ちゃんに「あったかい部屋で待ってなさいよ」と声をかける藤緒さんに、朔ちゃんは「い~やぁ~」と長い鳴き声で応えた。まるで態度だけでなく言葉でも「いやいや」と示しているようで悶絶する藤緒さん。
「お断りと文句をちゃんと伝える」2
「お断りと文句をちゃんと伝える」2


けれど、藤緒さんが「お母さん今からコーヒー淹れるんだぜ?」とコーヒー豆を取り出すや否や、今度は「ぷるるる~」と何か恨めしげな声を上げて逃げ出す朔ちゃん。コーヒー豆を挽く音が苦手なことを知っていた藤緒さんは、文句のニュアンスありありの鳴き声に「やっぱ喋ったな…」と思うのだった。
「お断りと文句をちゃんと伝える」3
「お断りと文句をちゃんと伝える」3



■猫からの「お声がけ」も千差万別

猫側からのアプローチが描かれる「どうにかしてコイツを起こすのだ」も人気を集める一作。藤緒さんがお昼寝中、ご飯を食べたい3匹の猫それぞれの作戦を描いている。
「どうにかしてコイツを起こすのだ」1
「どうにかしてコイツを起こすのだ」1

ここでは、朔ちゃんは鳴き声一つ立てずじーっと藤緒さんが起きるのを待つばかり。一方、白黒ハチワレのポッちゃんは食欲旺盛で「ぷるるあ~ん」と鳴いたり、そわそわと動いたり、ちらっと藤緒さんの様子をうかがったり…とあの手この手で空腹をアピールする。そして茶トラのミルは、藤緒さんが嫌がる「ビニールをなめる音」をわざと立て、果ては耳元で「ぴゃあ~~」と鳴き声を上げたりと、超アクティブに主張を通そうとするのだった。
「どうにかしてコイツを起こすのだ」2
「どうにかしてコイツを起こすのだ」2


猫はもともと賢い生き物。一説には「人の2~3歳ほど」とも言われているが、藤緒さんの描く飼い猫たちのコミュニケーション方法はそれを更に上回る。そして、同じく猫飼いである筆者も「そうそう、このぐらいやる!」とうなずいてしまう内容ばかりだ。

作者の藤緒さんは「創作や妄想かと疑うレベルの話でも、全部やられていますし、やらかしてます(笑)」と、多少の演出や想像を交えながらもいずれも実話がベースであると話す。「実際、やらかした時は申し訳なさそうな顔をしますし、訳わかってない時は、うれしそうな顔していらんことをしてくれてます」と、日々のコミュニケーションを振り返る。
「3匹いると説教も大変」1
「3匹いると説教も大変」1


また、ポッちゃんの空腹宣言は「大きさや勢いはないものの『起きないかなぁ?おなかすいたんだけどなぁ~』と聞こえよがしの文句を言われてるような鳴き方」と話すように、長い時間をともに過ごす中で「声色」を感じるという藤緒さん。「私の漫画のなかでは猫たちはめちゃめちゃしゃべってますが、あれくらいの雰囲気で立ち回ったり何かを伝えようとはしてくれるんです」と、言葉は違えど、愛猫との確かなコミュニケーションについて話してくれた。


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