オレにも「彼女」ができた→でも「お前かぁぁあ！」元ヤン同士の因縁ラブコメ漫画に「ギャップがいい」「甘い」の声【作者インタビュー】

いたってまじめな男子高校生に念願の彼女ができた。委員会の活動で知り合って仲良くなったことを機に、今はまだ付き合いだしたばかり。しかし彼には彼女に打ち明けられない秘密があった。その秘密とは…？

中学時代、ケンカ無敗を誇った不良の主人公は、過去を清算すべく知人のいない高校へ進学。“憧れの普通の生活”を始め、念願の彼女もできた。だが、実はその彼女こそ、かつての不良時代に因縁のあった相手。互いに気づかぬまま付き合い始め、ある瞬間に「お前かあああああ！」という心の怒号が響き渡る…。これは縁か、それとも因果か――。

本作を描いたのは、漫画家の湊月(@mizunashi1025)さん。大学時代に漫画賞を受賞し、社会人になってからはウェブ漫画に活動の場を移す。代表作は『氷のような夏は恋に溶ける』（コミックスマート）。2024年2月には完結巻となる第5巻が発売された。

今回の作品について湊月さんは、「思いつきで描いたので反応が多くて驚いた。2人とも元ヤンで怖い面もあるため不安もあったが、『ギャップがいい』『甘い』という声に救われた」と語る。これを機にラブコメへの関心が芽生え、「背中を押された気がした」とも話す。

続編については「中途半端なところで切ってしまった」としつつも、「リメイク含めて形にしたい」と前向きな姿勢を見せた。なお、デビュー作『氷のような夏は恋に溶ける』は、夏の田舎町を舞台にした連続殺人事件を描くラブサスペンスで、「謎解きというより人間ドラマ」と魅力を語っている。


取材協力：湊月(@mizunashi1025)

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