先端技術があなたの五感を揺さぶる!?葛飾北斎の世界に没入できるイマーシブアート展「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」が2025年2月から東京で開催
2024年12月16日
江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の作品の世界に没入できるイマーシブアート展「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」が、東京都渋谷区の東急プラザ渋谷にて、2025年2月1日(土)から6月1日(日)までの期間で開催される。日本が誇る文化資源を最新技術で再構築し、世界中の人たちに体験してもらうコンテンツを創生する事業「ANOTHER STORY」の第1弾として開催されるこの展覧会は一体どのようなものなのだろうか。 「映像×サウンド×触覚」の次世代型イマーシブ体験を楽しめる「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」が渋谷にて開催!
今回の展覧会では、床に搭載された振動デバイスが、映像やサウンドに合わせて震えることで、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じさせるインタラクティブ性が実現されている。また、多彩な振動フィードバックを実現するために、数少ないセンサーで微細な変化を検知する技術が搭載されている。北斎の作品に入り込み、空間を超越したような体験を実現させる技術は要注目だ! 映像やサウンド、人の歩行それぞれに合わせた振動で、砂浜のような床を実現 / Ginza Sony Park Project 触れているような没入感を生み出すため、足元には足の動きを感知できるセンサーが搭載されている
■担当者にインタビュー!日本文化と没入体験にかける熱い想いとは?
今回の「HOKUSAI : ANOTHER STORY」製作委員会の担当者に、開催の意図や、イベントにかける想いなどについて聞いてみた。
――今回の「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」の開催に関して、意図やターゲットなどについて教えてください。
「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」は、特色ある日本の文化資源を先端テクノロジーで再構築し、世界中の人たちに体験してもらうコンテンツを創生するプロジェクト「ANOTHER STORY」の第1弾として開催します。このプロジェクトには、アート作品が持つ本来の魅力を先端テクノロジーを用いて、新しいアート体験の形で世の中に提供していくという想いが込められています。
今回の展覧会は、葛飾北斎の作品のなかで最もポピュラーな「冨嶽三十六景」を全体テーマとしています。なかでも、その全46図中の1つ「神奈川沖浪裏」を表現したメインゾーン「北斎の部屋」が「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」のコンセプトを最も深く体験できる展示ゾーンです。横幅15メートルを超える巨大なソニーのLEDディスプレイ「Crystal LED」に映し出される、高精細で臨場感あふれる映像や 、映像にあわせて緻密にデザインされた音・風・振動演出が一体となり、北斎が見た景色をリアルに追体験することができます。 巨大LEDディスプレイ「Crystal LED」は、高精細かつ豊かな映像表現が織りなす圧倒的な臨場感と没入感がすごい!
チケットは各種プレイガイドより11月21日から販売中。日本文化への熱い想いと、没入体験を可能にする先端技術によって実現した「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」で、葛飾北斎の生きた江戸の時代を体験してみてはいかがだろうか?
【HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO 開催概要】
■チケット料金:一般3500円、高校生・専門学生・大学生2200円、小・中学生1500円、未就学児無料
■会場:東京都渋谷区道玄坂1丁目2-3 東急プラザ渋谷3階
■会期:2025年2月1日(土)~2025年6月1日(日)
■主催:HOKUSAI : ANOTHER STORY 製作委員会
株式会社ギークピクチュアズ、東急不動産株式会社、株式会社RED、ソニーPCL株式会社、株式会社朝日新聞社
■企画協力・画像提供 :株式会社アルステクネ
■監修 :久保田巖
■原作品所蔵元 :山梨県立博物館
■協力:文化庁
■協賛:アビームコンサルティング株式会社
■後援:J-WAVE