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私の生徒は「推しの同人作家」!補修で同人の新作を落としてほしくない先生と、先生の顔が好きな同人作家のドタバタコメディ漫画が話題【作者に聞く】

  • 2024年5月21日
  • Walkerplus

矢尾いっちょ(@1203Yao)さんの創作漫画「先生×先生」は、「学校の先生」と「マンガの先生」、異なる“先生”同士の駆け引きが笑える短編作品。教師は教え子が推しの同人作家だと知っていて、なんとか補習を切り上げて創作の時間を確保させたがるが、女子生徒には補習を引き延ばす理由があり……というストーリーで、X上では2.8万件を超えるいいね(2024年5月21日現在)が寄せられた。そんな同作の舞台裏を作者の矢尾いっちょさんに取材した。



■読者に飽きられないようにすることを心がけています

――本作のアイデアの源泉を教えてください。

【矢尾いっちょ】教師が生徒に羨望の眼差しを向けるようなことがあったらどういうものなんだろう?と考えたことがきっかけです。そこから、互いにリスペクトしあえる関係の表現として“先生”という言葉を使った本作に仕上がりました。

――登場人物の芦谷さんと深町先生の特徴は?

【矢尾いっちょ】二人とも「表ではクールを取り繕い、その裏で大きな情熱を抱えている」という共通点があります。キャラクターの差別化として「大人と子どもの目線の違い」というギャップにフォーカスしました。

――短編で読者の心を掴む方法を教えてください。

【矢尾いっちょ】とにかく読者に飽きられないようにすることを心がけています。そのためにもキャラクターの表情や行動、展開を魅力のあるものにするため努力しているつもりです。

――矢尾さんは読切の作品のほか、SNS上で「できない弟子とやらない師匠」と「痩せれませんよ?もちやさん」の二作品を連載するほか、電子書籍で「どっちかわからないクラスメイト」シリーズも公開しています。こうした連続したストーリー作品と短編の違いを教えてください。

【矢尾いっちょ】続きものの作品では「長期的な話の中で変わっていくキャラクターの変化や成長」、読み切りでは「後先を気にしなくてよい瞬間的で突飛なおもしろさ」など、それぞれ読者に楽しんでもらうために、使える演出が大きく異なると思っています。今後もそれらをなるべく意識して描きわけ、よりたくさんの人に作品を読んでいただきたいです。

取材協力:矢尾いっちょ(@1203Yao)

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