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≠ME(ノットイコールミー)結成5周年コンサートを開催!4月からメンバーの出身地を凱旋する全国ツアーも発表

  • 2024年3月12日
  • Walkerplus

指原莉乃さんがプロデュースを手掛けるアイドルグループ、≠ME(ノットイコールミー)が、2024年3月3日に結成5周年を記念した、≠ME 5周年コンサート「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて開催。昼夜2公演を行い、それぞれ全24曲を披露した。≠MEにとって初のアリーナ単独公演となる。

昼公演では3月20日(祝)に発売する1stアルバムのリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」がコンサートで初披露され、夜公演では、4月からのメンバーの出身地を凱旋する≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」がサプライズ発表された。また、7月15日(祝)のツアーファイナルの会場が≠MEにとって過去最大のコンサート会場となる神奈川県・横浜アリーナに決定したこともアナウンスされた。

Overtureではこれまでの5年間の集大成とばかりに、会場のファンから大きなコールが響き渡る。メインステージから光が差した先のセンターステージに冨田菜々風さんが登場。ダークなピアノの音がゆっくり流れると、「天使は何処へ」を独唱。会場から歓声が起こるなか、頭サビを歌い上げると、アレンジされたダンスナンバーがスタート。メインステージからは、ポップアップで勢いよくメンバーが飛び出して登場し、会場を驚かせた。

続く「チョコレートメランコリー」では全員がセンターステージへ。迫真のパフォーマンスを見せたかと思うと、菅波美玲さん・谷崎早耶さんのセリフに歓声が沸いた。続けざまに櫻井ももさんがマイクスタンドを手にすると、センターステージが高くせり上がり、桃色の照明で照らされるなかセンターを務める「桃色デイブレイク」で美声を轟かせる。

さらに永田詩央里さんがセンターの「ワタシアクセント」では炎の中で迫力のダンスパフォーマンス、「アンチコンフィチュール」ではグリーンのレーザーで壮大さを演出したかと思うと、最後の決めポーズはそれぞれセンターを務める楽曲のポーズをとり、エモーショナルさも演出。蟹沢萌子さんが「ノイミーのこと、愛してるかー!」と煽ると会場のボルテージが一気に上昇。ダンスナンバーにのせたノリノリの自己紹介ではファンからの名前のコールが起こると最後には河口夏音さんの「まだまだ声出せるー?」を合図に「ノイミー!ノイミー!」と特大コールに包まれた。

オープニングを大胆に飾ったダンスナンバーとは雰囲気を一変させ、蟹沢萌子さん・川中子奈月心さん・櫻井ももさん・冨田菜々風さんの4人が「月下美人」を熱唱したかと思うと、河口夏音隊長を筆頭に尾木波菜さん・落合希来里さん・菅波美玲さんの4人が客席通路に登場。「こちらハッピー探検隊」では恒例になった「雰囲気イリュージョン」のコーナーでは河口夏音さんが真っ二つになる驚きのイリュージョンに加え、センターステージからメインステージへと瞬間移動を成功?させ、ハッピーな空間に包まれた。

続くコーナーは2人ユニット。昼公演では鈴木瞳美さん・谷崎早耶さんの映像から「サマーチョコレート」がスタートすると「ひぃちゃん!さややん!ひぃちゃん!さややん!」と、とびっきりかわいい空間に。ねこみみをつけて登場した永田詩央里さんと本田珠由記さんの“しおみる”ユニット「2時半ろけんろー」ではにゃんにゃんコールでファンを楽しませた。会場を真っ赤なペンライトに染めた「ピオニーズ」を歌唱する蟹沢萌子さんと冨田菜々風さんは、手を繋いで見つめ合う姿で魅了した。

夜公演では、なんとメンバーと曲順をシャッフルしてユニットを披露。「2時半ろけんろー」を鈴木瞳美さん・谷崎早耶さんが、「ピオニーズ」を永田詩央里さん・本田珠由記さん、「サマーチョコレート」を蟹沢萌子さんと冨田菜々風さんがオリジナルの衣装でパフォーマンスし、歓喜のあまり絶叫にも似たファンの声が響き、≠MEにとって初の試みで進化を見せるとともに、会場を大いに沸かせた。

スクリーンにはピンク色で「WARNING」と書かれ「超絶かわいい注意報が発令されました!皆様直ちに避難してください!」とアナウンスが流れると、鈴木瞳美さんの「ちゅーする?」を合図にメンバーが会場通路に設置されたお立ち台に立ち、「想わせぶりっこ」を客席間近でキュートにパフォーマンス。本田珠由記さんセンターの「てゆーか、みるてんって何?」ではトロッコに乗ってファンに手を振りながら会場を周回。歌詞に合わせたペンライト振りに、「ポニーテール キュルン」でのガチ恋口上とファンも休む暇なくメンバーに応えていく。

楽しげな映像を挟むと、「ヒロインとオオカミ」のMVでお馴染みのオオカミ耳をつけたメンバーがポップアップで飛び出しステージに再登場。キュートな振り付けで魅了した。さらにこれまでの軌跡を回顧するメンバーインタビュー映像で会場一体がエモーショナルになったなか、今度は水色の衣装に着替えたメンバーが登場。

MVが公開中で話題の、3月20日(祝)に発売する1stアルバム「Springtime In You」のリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」をコンサート初披露し、桜の映像と共に春らしく温かい空間に包まれた。新曲披露にここまでMCを挟まずノンストップで続くコンサートもさらにヒートアップし、「す、好きじゃない!」「はにかみショート」「初恋カムバック」とたたみかける。終盤に差し掛かる「まほろばアスタリスク」ではせり上がったセンターステージで渾身の歌声とダンスを披露。大サビではキャノンが発射されるサプライズも。

MCに入ると、一人ひとり順番に思いを話す場面が設けられた。

蟹沢萌子
改めまして今日はありがとうございます。楽屋でも本当にしょっちゅうおもしろいことがあるたびにみんなで笑いあったりとか、ミュージックビデオも暑かったり寒かったりキャーって言いながら、それをみなさんに毎回報告したくなるんです。ずっと5年間。私たちは青春の楽曲を歌わせていただくことが多いんですけど、その届ける歌の物語の、その奥でも私たちとみなさんとの青春がずっとずっと築かれているんだなって思って、本当に愛おしく思います。6年目もそんなみなさんと一緒に最高の青春をこれからも過ごしていきたいなと思います。本当にありがとうございます!

永田詩央里
本日は本当にありがとうございます!先程の「ポニーテール キュルン」「初恋カムバック」のみなさんのガチ恋口上を聴いていると、本当にうれしくて、涙が出そうになっちゃって、こんなに時間が止まってほしいなと思うくらい大切な時間をみなさんと過ごせて本当にうれしいです。ありがとうございます。そして自分の話で恐縮なんですが、6年目は私自身20歳になるということで、グループにとっても、もっと心強い存在になれるよう、もっともっと頑張っていきたいと思います。6年目もよろしくお願いします。ありがとうございました!

本田珠由記
私たちの活動は、本当にみなさんなしではならない、みなさんありきでの私たちです。本当にこんなにたくさんの方が私たちのことを愛してくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。6年目もみなさんのことをたくさん幸せにできるよう精一杯頑張ります。ありがとうございました。

川中子奈月心
私が今まで≠MEを続けてこれたのは、いつもどんなときでも応援してくださって、あたたかい言葉をかけてくださったみなさんがいたから、そして、どんな困難も一緒に乗り越えて、いろいろなときを笑いあって過ごしたり、大好きなメンバーがいたからここまで続けてくることができました。本当に、みなさんに、みんなに感謝しています。ありがとうございます。

谷崎早耶
横を見れば大好きなメンバーがいて、前を見れば応援してくださるみなさんがいてくれる、そんなこの場所が本当に本当に私は大好きです。私、今本当に生きていて今までで一番幸せだってすごい感じているから、そんな幸せをこれからもみなさんといっぱいいっぱい更新していきたいです。本日は本当にありがとうございました!

菅波美玲
この5年間を振り返ると、今まで立ってきたステージとか、みなさんのお顔とか、かけがえのない思い出がたくさんあります。本当に本当に毎日ありがとうございます。いつも支えになってくださって、私のことを好きでいてくださって、≠MEを好きでいてくださってうれしいです。6年目もついてきてくれますかー?ありがとうございます、約束です!これからもよろしくお願いします!

落合希来里
私の「希来里」という名前は両親が、キラキラ輝く人生になるようにと付けてくれました。今、まさに夢だったアイドルになり、こうして360度ペンライトに囲まれて、そしてみなさんの愛に囲まれて、私たちは、私は、輝くことができています。これからも、みなさんと一緒に、成長しながら、愛をもらいながら輝き続けられる存在でいられたらなと思います!6年目も私たちについてきてください!今日は本当にありがとうございました!

河口夏音
この5年間本当に本当に毎日が楽しくて、それって周りの支えてくださっている方々がとてもとても優しいことと、メンバーのみんなが本当に本当に大好きで、こんなに大好きな人ができたことがうれしくて、本当に出会えてよかったなって思います。また、ファンのみなさんが、こんなにアイドルさんがいるなかで自分のことを好きになってくださることが、本当に本当にすごいことだなと思っていて、すごくうれしいです。これからも≠MEの応援をよろしくお願いします!本日はありがとうございました!

尾木波菜
5年前の合宿の日から、誰もいない客席が本当に怖くて、飲み込まれそうですごく寂しく感じるんですけど、逆にみなさんがいてくださるステージは、いつも本当に本当に幸せで、本当に終わってほしくないなって思う時間です。それは変わらずにいつもみなさんがそこにいてくださるからだと思います。いつも照らしてくれてありがとう!私たちをアイドルにしてくれてありがとう!これからもずっとずっとそばにいてください、大好きです!6年目もよろしくお願いいたします。

櫻井もも
今日が終わっちゃうんだってとっても寂しい気持ちでいっぱいなんですけど、こうして大きなステージに立たせていただいて、こんなにもたくさんの方と私たちは愛という気持ちでつながって集まっているんだなってあらためて実感しました。本当に幸せなことだと思うので、これからももっともっと重ねていきたいと思います。6年目もよろしくお願いします。みなさん大好きゅんです!

鈴木瞳美
一度は諦めかけたアイドルの夢。そんな私にもう一度チャンスをくれたのは≠MEでした。最初は全然自信がなくて、でも支えてくださるみなさんがいてくれたからアイドルとして存在していていいんだって思います。≠MEとしてどこまでいけるのか、私は試したみたいです。みなさん、ついてきてくれますか?≠ME、そして鈴木瞳美を見つけて、支えてくれて、応援してくれて本当にありがとうございます。これからも一緒に幸せになろうね。

冨田菜々風
≠MEに出会えたことも、≠MEとしてみなさんに出会えたことも本当にどれもすべてが運命だったように感じています。そして今日、みなさんと時間を過ごして思ったことがあります。私はアイドルになれて本当によかったって思います。それはみなさんがそう思わせてくれました。そんな大好きなみなさんを私たちが世界一幸せにできるような、グループになれるように頑張っていきますのでこれからも応援よろしくお願いいたします。

スクリーンに22時を指した時計が現れると、シンデレラが時間で帰ってしまうかのような演出で「デートの後、22時」がスタート。明るい多幸感あふれるなか、本編が幕を閉じた。会場にノイミーコールが響く中、アンコールは、昼公演ではグッズTシャツ・夜公演ではグッズパーカーに着替えたメンバーが再登場。川中子奈月心センター曲「君はスパークル」の歌声が響くと会場には大歓声が響き、「自分讃歌」ではトロッコでファンの近くを周り、共にピースフルな空間を作り上げた。メジャーデビューを飾ったデビューミニアルバムのリード曲「秘密インシデント」は「≠ME 5th ANNIVERSARY」の文字が映し出されるスクリーンをバックに披露され、メモリアルな演出とファンの掛け声で一体感をアピールした。

夜公演では最後の楽曲に移ろうとすると、「ATTENTION」の文字が映し出され、全国ツアーとして「≠ME 全国ツアー2024『やっと、同じクラス』」の開催が発表された。開催地はメンバーの出身地を凱旋するツアーとして、これまで行ったことのない鹿児島県などを含む全国8会場が発表された。ツアーファイナルとなる7月15日(祝)には横浜アリーナでの開催が発表され、リーダーの蟹沢萌子さんは「初の凱旋ツアーで、メンバーの出身地を回れるということで、そして、ファイナルには横浜アリーナでの開催ということなんですけど、春から夏にかけて、みなさん楽しみがたくさん待ってます!≠MEと最高の季節にしましょう」と満面の笑みで話した。

冨田菜々風さんから「じゃあ、もういくしかないですよね?みなさん準備はいいですかー?それでは行きましょう!」と振りがあり、初のオリジナル曲である「≠ME」がスタート。お馴染みとなった「好きだー!」と叫ぶシーンでは、本公演で一番の叫びが轟き、5年という節目のコンサートを記念すべき曲で締め括った。

最後にリーダーの蟹沢萌子さんから「私たちからみなさんが見える夢のようなこの場所で、また必ずお会いしましょう!」と深々とお辞儀をした後、ステージ上部へ登ると、全員横一列で手を繋ぎ、マイクを外した声で「本日は本当にありがとうございました!」と挨拶し、祝祭感あふれるなか終演を迎えた。

出演
≠ME(ノットイコールミー)12名
尾木波菜・落合希来里・蟹沢萌子・河口夏音・川中子奈月心・櫻井もも
菅波美玲・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風・永田詩央里・本田珠由記

編集=野木原晃一 

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