
満100歳を迎えたヤス子ばあちゃんと家族のエピソードを描く漫画「おばあちゃんと一緒」がSNSを中心に話題だ。ヤス子ばあちゃんが話す富山弁や豆知識が多くの読者を魅了しただけでなく、「おばあちゃんとの思い出が蘇ってきた」という声も多く上がっている。そんな本作を手掛けたイラストレーター・たばやん(@obaatyanntoissy)さんに、制作の裏側についてインタビューした。
数あるエピソードの中でも話題となったのが、畑仕事のエピソード。“総監督"として的確な指示を出すヤス子ばあちゃんの姿は実に頼もしいが、たばやんは畑仕事をすることになった経緯について、「今年の正月におばあちゃんが、『春になったらユキチャンは畑をはじめます』と謎の予言をしてきたことがきっかけです(笑)。私も元々畑に興味がありましたし、おばあちゃんも始めてほしそうだし…、それでやろうと決意しました」とコメント。
たばやんさんは作業を終えて、「耕したり、畝を作ったり最初は大変でしたが、植えてしまうと後は自然にまかせて放っておいても大丈夫で、想像していたよりもとても楽だなぁという感想です。じゃがいもや南瓜など初心者用に簡単なものを植えたということもありますが、最後の収穫まで楽しみにしております」と明かした。
また、実際の畑の様子もたばやんさんが紹介してくれた。「なんか古墳っぽい感じになりましたが、奥から、男爵・男爵(じゃがいも)、手前左、アンデス赤(じゃがいも)、手前右、かぼちゃを植えました」とのこと。収穫の様子もいつか漫画で描いてもらいたい。
■取材協力:たばやん(@obaatyanntoissy)