自身が主人公のエッセイ漫画をX(旧Twitter)に投稿している、をぎくぼ虫(@wogikubomushi)さん。当初は、身近に起きるおもしろい出来事を友達に伝えるために描いていたが、髭にもじゃもじゃ頭という見た目も中身も濃いめなキャラクターがウケて、徐々に注目されるように。今回は、バイク通勤をしていたときに起こった出来事を漫画化した「バイクの周りをうろついていた高校生の思い出」を紹介したい。また本作について、をぎくぼ虫さんのインタビューもお届けする。
仕事が早番で早朝にバイク通勤をしていたという、をぎくぼ虫さん。早番の日に度々、職場の駐輪場で高校生っぽい子がうろついているのを目にするように。彼の目的はいたずらなのか、それとも…!?不安に思っていたあるとき、判明した彼の真の目的とは!?
作者のをぎくぼ虫さんに、本作で描かれた出来事について話を聞いた。
――この出来事は、いつごろのことでしょうか？
2023年の春ごろの出来事でした。
――この学生さんはなぜ、職場の駐輪場にバイクが停めてあることがわかったのでしょうか…。よければ、をぎくぼ虫さんの考察をお聞かせください。
自分もいろいろ考えてみたのですが、おそらく彼は近所に住む徒歩通学の高校生で、家の洗面台が朝混み合っていて使えなかったのではないかと。周りに知り合いのいない状態で髪をセットしたいと思っていたところに、路地沿いにある職場の駐輪場にある僕のバイクを見つけたのだと予想しています。
――ちなみに、今までバイクや車などにいたずらをされた経験はありますか？
人の悪質ないたずらは受けたことはないのですが、猫が(自分の)バイクにオシッコをかけてる現場に遭遇したことはあります。それからバイクが縄張りになったのか、頻繁にシートで爪研ぎされるようになり、シートがボロボロになりました…。
不審な彼の行動に想像力を駆り立てられるし、ちょっとほっこりしてしまう結末の本作。だけど、ほかの所有者の敷地に勝手に入ってはいけないし、他人のものを勝手に使ってはいけないので、皆さんくれぐれも、真似はしないように…。
画像提供：をぎくぼ虫(@wogikubomushi)
