
秋花粉も絶賛飛来中で、辛い思いをしている人も多いのではないだろうか?今回は、アレルギー症状がひどく、小学生で舌下免疫療法を受けることにした息子さんをもつエェコ(@nakiri_aik)さんの実録漫画「息子がアレルギーで舌下免疫療法をはじめた話」をお届けする。舌下免疫療法とはどのようなものか?メリットやデメリットまで、漫画でわかりやすく伝えている。
■ダニやハウスダストのアレルギー症状の緩和に「ミティキュア」
ある日、アレルギー症状がひどく目が腫れるまでになった息子さん。もともとアレルギー体質だったものがさらに悪化し、治療することになった。医療機関を受診した際に勧められたのが、舌下免疫療法だった。舌下免疫療法は、日本人に多い「スギ花粉症」と通年問題になる「ダニアレルギー性鼻炎」を根本的に治すことができるといわれる治療法。アレルギーの原因であるアレルゲンを少量ずつ投与していくことで、免疫寛容を促す。
1日1回の投薬を3~4年間継続する必要があり、長期的なアレルギー症状の緩和や根本的な体質改善が期待できる。今回は、著者のエェコさんに話を伺った。
――まずは、息子さんが舌下免疫療法を受けることになったきっかけを教えてください。
元々ハウスダストのアレルギーがあったので薬は飲んでいたのですが、その症状が酷くなってしまったので、より専門的な治療をとはじめました。
――治療を受けるにあたり、大変だったことがあれば教えてください。
とにかく自分から薬を飲まないので、親の声かけが必要で困ってます(現在進行形)。
――薬を服用して、どのような変化がありましたか?
徐々に効くお薬なので、最初は目立った変化はありませんでしたが、今では鼻と目の症状が8割くらい落ち着きました。
――副作用はありませんでしたか?
息子にはありませんでした。
――舌下免疫療法は、1日1回の錠剤を数年間飲み続けるそうですが、あと何年ですか?
先生からは特に期限を言われていません。ですが感覚的にはもう少しかなと思っています。
――そのほかにどのような漫画を描いていますか?
自身のエッセイ漫画や、私が聞いた「困った体験談」などを描いています。
気をつけなければいけないのは、毎日欠かさず薬を飲むこと。舌下免疫療法は、ダニアレルギーのほかにスギ花粉に有効な投薬もある。
取材取材:エェコ(@nakiri_aik)