
4児の母親のAyumi(@ayumis4children)さんは保育園勤務や会計士としてのキャリアを経て、現在は漫画家として活動中。SNSやブログにて漫画を公開し、コミカルな作風がネットを中心に注目を集めている。今回は、看護師・看護学生向けの総合情報サイト「ナース専科」にて連載している漫画の中から「意外なお願い事」を紹介するとともに、著者に七夕に関する思い出についても聞いた。
認知症を患い、「チョット~」以外は自発的に声を出さない山本さん。ある日娘さんがお見舞いにやって来て、七夕の短冊を持ってきた。娘さんは「『ちょっと』以外に何か言ってくれるといいけど」と期待をしている様子だ。
すると、山本さんの短冊には「自転車に乗りたい」と大きな文字で書かれていたのだ!しかし、山本さんが元気な頃は自転車に乗ったことがなく、乗りたいとも聞いたことがなかったとのこと。
娘さんは、きっと心に秘めたお願いごとだったのだろうと母の気持ちを察する。それを聞いた看護師は、山本さんを車いすに乗せて、「自転車は難しいけれど、車いすでお外へ行きましょう!」と元気よく言いながら、2人で外へ出かけに行ったのであった。
本作以外にもさまざまなナース漫画などを描いているAyumiさん。今回は、著者に七夕に関する思い出についてインタビューした。
――Ayumiさん自身、七夕に関する思い出はありますか?
子供たちがお願いごとを毎年書きますが、それぞれに「こんなこと考えてたんだー」と改めて知ることがあります。
「ナース専科」の漫画は実際に看護師から募集したエピソードばかりで、ちょっと怖いエピソードも数多くある。興味がある方は、ぜひ読んでほしい!
画像提供:Ayumi(@ayumis4children)