「いやぁぁぁ～っ」爆睡中の愛猫が静かすぎて息をしているか確認するも…大惨事へ発展！その理由を作者に聞いた

茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」の3匹の猫の世話を焼く日々を描いた漫画が注目を浴びている藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)さん。公式トップブロガーとして認定されているアメーバブログやTwitter(X)に漫画を投稿している一方、ウォーカープラスでも人気の漫画を紹介している。

今回は、夏の藤緒家の“眠れない夜”エピソードをお届け。さらに作者の藤緒ミルカさんにも、本作について話を伺った。


夏のある寝付けない夜、隣ではミルが爆睡中。だけど、あまりに静かすぎて、ちゃんと息をしているのか確認してしまった藤緒さん。

息をしていることを確認してホッとしたのもつかの間…。なぜかそこへポッちゃんが襲来！

だが、そうなると当然、爆睡中だったミルは起きてしまい…。「いやぁぁぁ～っ」思わず藤緒さんが夜中に叫んでしまう事態に発展して…。

本作で描かれた出来事に関して、藤緒さんに話を聞いてみた。

――(本作で描かれていた)ミルちゃん以外に、ポッちゃんや朔ちゃんにも、息をしているか確認してしまうことはありますか？

確認はちょいちょいしてしまいます。あまりにぐっすり寝てられると、思わず「生きてる？」って心配になっちゃうんですよね。

家猫ゆえの安心感からでしょうけども、物音にも動じずに爆睡してることがあって、「そうか…敵に襲われる危険性なんてないもんなぁ」とほっこりしつつ、そーっとお腹に手をあててみたり間近で顔を覗いたり。ちょっとおもしろくなって息を吹きかけて耳がピルピルって動くのを見てニンマリしたり。「今キミ、母さんに襲われてるよ…ふふふ」と変態めいたことを言いながら生存を確認することがあります。

そういえばポッちゃんに関してはあまり確かめたことないかも？と思って、なぜだろうと考えてみたんですが…彼はイビキのようなデカい寝息を立てることが多いんです。ぷぅぅぅ〜〜って。なので、爆睡確定、確認不要！

――本作は、ミルちゃんと藤緒さんの絆みたいなものを感じてウルっとしたところへ、ポッちゃん登場…という流れに笑いました。ポッちゃんは何をしに来たのでしょうか(笑)？嫉妬…なのでしょうか？

ポッちゃんはですね…何というか、ウザかわいい子なんですよ。ストレートな「かまってちゃん」気質でして。多分このときも、私がミルとイチャイチャしていたのが気に入らなかったんでしょう。

私としては3匹平等に愛しているのですが、例えば寝るときのポジションでは私の顔のすぐ横に陣取るのが特等席だったり、撫でてほしいときも手は2本なので3匹同時は無理だったりする訳でして。ホントのところなんてわかりませんが、特等席を先に取られたらミルの背中に顔を埋めて執拗に息を吹きかけたり、それをしないときは至近距離でただじーっと見つめたりしてることがあります。何か言いたげだな…と思って撫でるのですが、あれはきっとヤキモチなんでしょうねぇ。

かといって四六時中べったりしていたい訳でもないようなので、基本みんな日中はバラバラに好きなように過ごしていますが、寝るときのポジションは重要なのかもしれません。ライバルに打ち勝っていいポジションをゲットするのが目的のはずでしょうけれど、そこは猫。単なる嫌がらせから遊び(ケンカかも？)に発展して今回みたいなことになる夜は、数え切れません。


投稿した際には、「動かないと心配になります」「(大惨事になったのは)元気な証拠ですよ」といった声や、「娘が赤ちゃんの頃、昼寝時に同じように息してるよね？って確認していたことを思い出しました～」と子供に同様の行動をするという声も届いていた。「息をしているか確認」は、猫飼いさんや子を持つ親にとっては、あるあるなのかもしれない。

画像提供：藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)