「次回も元気に来てくれるかな?」とマイクを差し出された時の模範解答は?あ、知らないんだ…ジェネレーションギャップに驚きと笑いの旋風【作者に聞く】

  • 2023年6月27日
  • Walkerplus

「次回も元気に来てくれるかな?」とマイクを差し出されたら、反射的に「いいとも!」と答えてしまうのは、どの世代までだろうか?当たり前だと思っていたことが、世代が変わると違う捉え方や状況になっている。それがジェネレーションギャップだ。今回は、しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)さんのひとこと体験談より「ジェネレーションギャップを感じた時」 をお届けする。


■バラエティ番組の再現VTRのような、わかりやすい漫画を作りたかった
しろやぎ秋吾さんは、Twitterやブログでフォロワーさんの「ひとこと体験談のシリーズ」を描く。人気の「ちょっと怖い話」は100話以上投稿されているほか、「明日もガンバろうって思う瞬間」や「今時だなって思った子供の言動」など、怖い話以外の作品もあり、今回紹介する「ジェネレーションギャップを感じた時」もそのうちの1つだ。

6月14日に投稿された「ジェネレーションギャップを感じた時 その7」では、トイレに居合わせた男性がポーチを取り出して、メイク直しを始めた。筆者の世代は、男性で化粧するのはヴィジュアル系バンドくらいだったものだが、今ではムダ毛処理をしたり、基礎化粧品を使って肌を整えたり、薄づきでもファンデーションを塗る人が増えている。今回は、ちょっとおもしろいギャグテイスト漫画を描くきっかけを伺ってみた。

ーーギャップを知ると、驚きや笑いが起きておもしろいです。しろやぎさんは怖い話をメインに描かれていますが、おもしろい漫画を制作したきっかけを教えてください。

ひとこと体験談のシリーズでやりたかったことは、テレビのバラエティ番組の再現VTRです。好きだからです。なので、いろんなテーマで読んでいろんな感情になれるようにしたいと思っています。

ーー本シリーズで、一番反響のあったお話はどれですか?

ジェネレーションギャップの話で反響が大きかったのは、その2の「MDの話」だったと思います。

ーーしろやぎさん自身が漫画を描く前の一番の読者ですが、ネタを選択する上でどのようなポイントがありますか?

共感しやすい話。ちゃんと伝わりそうな話です。

ほかにも「来てくれるかな?」と言ったら「いいとも!」と答えるかと思いきや、番組を知らない世代には通じなかったり、個人情報がダダ漏れだった頃の話など、世代によって認識の違いを知ることができておもしろい。読みながら新しさに驚いたり、知らないことに笑ったり、あるあると共感したりーー。どの世代の人が読んでも、違う感想を抱くことができる。反響と共にコメント欄でそれぞれの意見を知ることができるのも、また一興である。


取材協力:しろやぎ秋吾

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