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夜の散歩が徘徊と間違えられてしまう⁉長寿大国・日本で「人生100年時代」を明るく生きる高齢者【作者に聞く】

  • 2023年5月12日
  • Walkerplus

人生100年時代――。2017年末に「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされ、今や多くの人が耳にしたことがあるフレーズだ。長寿大国と言われる日本に暮らす我々にとって「人生100年時代」は決して他人事ではない。しかし、超高齢化社会の到来と比例するように少子化が進み、単身世帯、孤独死、老年期鬱、高齢ドライバー、老害など、高齢者を取り巻くさまざまな問題はネガティブな印象に偏りがちである。そんな日本の超高齢化社会を明るく生き抜く“最強おばあ”がいた。


“最強おばあ”の孫である、きよまろさん(@sobomiyako98)は、戦争や震災、夫との死別、シングルマザーを経て100歳までポジティブに生き抜いた祖母・みや子のエピソードを「祖母・みや子98歳」として漫画化、発信している。ウォーカープラスでは、「祖母・みや子98歳」をパワーアップさせ「祖母・みや子100歳~年を取るって楽しく愉快だ!~」と改め、筆者・きよまろさんの漫画を中心に、老いることを愛おしく感じられるエピソードを多数紹介していく。

――祖母・みや子さんを漫画にしようと思ったきっかけ何だったのでしょうか?

「私は、祖母を特別な人間だとは思っていませんでした。ただ、医療の仕事をしていて職業柄高齢の方に接する機会が多いのですが、祖母の話をすると皆が笑顔になり元気になっていくんです。その様子を見て、漫画にして周囲に配り始めたのがきっかけです。Twitterで祖母のことを呟いたら6.8万いいねを獲得したこともあり、やっぱり祖母は普通じゃないのかもって思いましたね(苦笑)」

――みや子さんのプロフィールを教えてください。

「大正生まれ。関東大震災、東京大空襲を経験し、38歳の時に夫が40歳で亡くなり、肝っ玉母ちゃんであり、私の祖母です。機転が利き、流行ものが大好きで学ぶことを好んでいました。年齢が故に膝と心臓が悪いのですが、言いたい放題、毎日を自由に過ごしていました」

――漫画のエピソードを通して何を読者に伝えたいですか?

「祖母は『年を取ったら、笑うしかない』が口癖だったんです。超ポジティブメイカーだった祖母の言動が、超高齢社会の中で誰かの元気につながればよいなと思います」

今を生きる老若男女を元気にする100歳まで生きた“最強おばあ”、祖母・みや子。いくつになっても「自分らしさ」を追い続ける姿は、歳を重ねていく我々に勇気と導きを与えてくれる。

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