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【小学生の金銭トラブル】「2000円持ってきて」一体何するの?課金しすぎてお小遣いがない友達が企画した忘年会に翻弄される親子!

  • 2022年11月18日
  • Walkerplus

小学生になると少しずつ行動範囲が広がり、近所の駄菓子屋やコンビニで「おごる・おごられる」という金銭トラブルが発生することがある。「たかが数十円のことだから」と安易に思うのは要注意。最初に注意しておかなければ、おごる側とおごられる側の親同士でトラブルになることも多いという。今回は、そんな小学生の金銭トラブルを描いた星河ばよ(@bayo_fantasy)さんの『2000円持ってきてね』をお届けする。

■始めは駄菓子屋で400円おごってあげた
星河さんのお子さんが小学5年生の頃の話。高学年になり、学校の近くにある駄菓子屋に子供たちでよく行くようになっていた。ある日、長男くんは「友達におごってあげたんだよ!」と嬉しそうに星河さんに話した。

今まで「お金の使い方」について家庭で話していなかった星河さんは、「お友達がお財布を持ってきていないなら、駄菓子屋に行くのはやめておこうね」と長男くんに話す。

いっしょに駄菓子屋に行けば買えない友達が可哀想に思うし、友達も欲しくなるからだ。そして、一度買ってあげると買ってもらえると勘違いしてしまう子供もいる。

星河さんは、子供にお金の使い方をきちんと話していなかったことを反省する。しかし、トラブルはこの後、再び起きる。ある日、長男くんから「ママ、2000円貸してくれない?」と言われるのだ。

思わぬセリフにフリーズしてしまう、星河さん。小学生が2000円!?一体何に使うの?と、びっくりして理由を訊いてみると――。

Kくんが「みんなで忘年会をしよう!」と企画したのだとか。しかし、開催するためにはお金が必要だから持ってきてと言われたのだという。しかし、小学生にしては大金だし、忘年会とはいえ使い道がはっきりしない。どうしようと困っていたところに、ママ友から電話がきた。

ママ友の子供も忘年会に誘われ、同じように2000円持ってくるように言われたという。ママ友は参加を断ったのだが、その理由の裏にはKくんがゲームで課金をし過ぎてお小遣いを止められたという経緯も含まれていた。Kくんは、誘った友達に忘年会のお金を支払ってもらうつもりなのだ。

■子供の友好関係も大切!家庭間の金銭感覚の違いに悩む
学区内に住む長男くんの友達。Kくんとは同じ中学校に通うことから、些細なトラブルでギクシャクしたくないと考えていた星河さん。今回の体験した子供の金銭トラブルについて話を訊いてみた。

――おごった・おごられたという子供同士の金銭トラブルは実はよくあるようですね。

この時以外は聞いていませんが、私が知らないだけで小額のおごり・おごられはありそうですね。近所に駄菓子屋さんがあって長男も次男もよく行きますし、知っているお友達にたまに会うので、気をつけようと思いました。

――この件をきっかけに何か家庭でのルールを決めたことはありますか?

「長男にも次男にも、お友達に小額でもおごるのもおごられるのもだめだよ」と約束させました。改めてお金のやりとりについて考える機会になりました。

――実は子供の中ではよくあることで、親が知らないというパターンもありますよね。お子さんが正直にあったことを話してくれるという事は、親子関係がしっかりできているんだなと思いました。

ありがとうございます。実は長男はお友達におごったことを「良いこと」と捉えていたようでした。おそらく私が褒めてくれると思って話したのかもしれません。また、引き続き子供が話しやすいような雰囲気づくりを心がけたいと思いました。

――今回は、ママ友の情報に助けられたところもありましたね。ママ同士の繋がりも大事ですね。

ママ友からの連絡は本当にありがたかったです。とにかく子供の金銭トラブルが初めてで、対処に慌ててしまいました。よく遊ぶお友達が知っているママ友の子供だと、安心感がありますね。

――その他にどのような漫画を描いていますか?

Instagramとブログで、発達障害の長男の日々を描いています。Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム、ママ広場、LITALICO発達ナビで連載しております。

1000円以上のお金をお財布に入れて持ち歩く子供もいるだろうし、最近はキャッシュレス決済で購入できる場所も増えているため、IC系電子マネーの使い方なども家庭内で話しておく必要がありそうだ。

取材協力:星河ばよ(@bayo_fantasy)

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