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【漫画】「スマホやゲームより、私を見て!」鳥さんのかまってアピールにキュン/トリ扱い説明書

  • 2022年11月11日
  • Walkerplus

コロナ禍でペットの需要が高まっている昨今。特に小鳥は見た目のかわいさと、「散歩をしなくていい」「犬や猫と違ってしつけがいらない」など手軽に飼えそうなイメージもあって、人気を博している。しかし、「鳴き声が大きい」「問題行動を起こすためトレーニングが必要」といったケースもあり、「思っていたのとは違う」との理由から、手放してしまう人もいるのだとか。

そこでウォーカープラスでは、小鳥を飼いたい人や飼い始めたばかりの人に知ってほしい知識や注意点を伝える「トリ扱い説明書」をスタート。3羽の小鳥と暮らす鳥野ニーナさん(@sinamomomomo)の漫画と、「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生の監修&エッセイで、わかりやすくお届けする。

今回は、鳥さんとの暮らしのなかで特に印象的なことについて。驚いたことや困ったこと、そして鳥さんのいじらしさを感じるエピソードを、愛らしい漫画で紹介する。



現在、3羽の鳥さんと暮らしている鳥野ニーナさん。鳥さんをお迎えしたばかりの頃は、片足立ちした姿に「足が1本無くなってるぅぅぅ!」と驚いたり、あくびと開口呼吸の違いがわからなくて、急いで病院に走ったこともあるのだそう。

また、大切な書類に限ってフンをされたり、肩にフンがついていることに気づかず外出してしまったなどの、鳥飼いさんなら大きくうなずきたくなるような「あるある」も、教えてくれた。

小さな体にたくさんの感情をもっている鳥さん。SNSやゲームに夢中になっている時には、「自分を見て!」とアピールするかのように、スマホやコントローラーの上に乗ってくるのだとか。

他にも、体調が悪く安静にしている時は鳥さんがお見舞いに来てくれるという、心温まるエピソードも披露してくれた鳥野ニーナさん。監修を担当する「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生も、診察時に患者さんから聞いた忘れられないエピソードを教えてくれた。

■寄崎先生のエッセイ「患者さんから聞いた面白エピソード」
今回は診察時に患者さんから聞いた話のなかから、特に印象的なものを紹介します。

■ウミネコに共鳴するキンカチョウ
私の病院は東京都の森下にあるのですが、ここはウミネコがたくさんいる場所で、特に繁殖期になるとミャーミャー鳴いています。ある日、キンカチョウを飼っている患者さんが通院のため地下鉄から街に出ると、その日もウミネコが鳴いていました。すると、キンカチョウが急にその声に反応して鳴きだしたそうです。さらにその数年後、今度は違う患者さんが「キンカチョウがウミネコの声に反応した」との話をしてくれました。キンカチョウとウミネコの声、言われてみれば似ていますが、体の大きさと声量が違いすぎるため、残念ながらウミネコに声は届かなかったようです。いずれのキンカチョウもカバンの中にいたため、ウミネコの姿を見ていないのですが、もし姿が見えていたらどんな反応をしていたのか気になります。

■ヤドカリの異変を知らせてくれたボウシインコ
ボウシインコとヤドカリを、隣同士で飼っている患者さんのお話です。ある日、ボウシインコが明け方に「オハヨー!オハヨー!」と急に鳴きだしたそうです。何事かと起きたところ、部屋の中にヤドカリが脱走していました。なんとボウシインコは、ヤドカリの異変を察知して飼い主さんを起こしてくれたのです。普段とは様子が違うことを理解したうえで、飼い主さんにそれを知らせるなんて、とても賢い子だなとビックリしました!

■筋トレ好き!?のセキセイインコ
セキセイインコの中には、ケージの天井に逆さ吊りになって片足を離したり、くるくるまわったりと、体操選手のようにアクロバティックな遊びをする子がいます。あるセキセイインコを飼っている患者さんが、「うちのインコはケージの中で、筋トレをしているんですよ」と教えてくれました。そのセキセイインコは天井に逆さになって、体を上下に動かしていたそうです。もちろん実際に筋トレをしているわけではありませんが、そのしぐさが一生懸命懸垂をしているように見えたそうです。

たくさんの驚きや喜びがある、鳥さんとの暮らし。きっとこれからも、忘れられないたくさんの思い出が増えていくことでしょう。

監修・エッセイ=寄崎まりを

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