【同棲できないから別れる】彼氏の選択に絶望…… 彼が同棲したくない“本当の理由“とは?

  • 2022年9月1日
  • Walkerplus

彼氏(ユウキ)に同棲を断られて将来が見えず、「同棲しないと別れる」と“手荒な二者択一”を迫った、かどなしまるさん。その結果、ついに「同棲はできない、別れよう」と告げられてしまう――。

ウォーカープラスで連載漫画を公開しているのは、にほんブログ村「コミックエッセイ」ランキングでTOP10に入るなど人気を博している、元アルコール依存症のアラサーOL・かどなしまるさん(@marukadonashi)。発売中の書籍「人生が一度めちゃめちゃになったアルコール依存症OLの話」では、新卒で入った会社で人間関係に悩み、「ダメだ」とわかっていながらも、お酒を飲んでから出勤するようになってしまった体験を描いている。
※アルコール依存症は完治しない病と言われています。著者の個人的な見解で、一番ひどい状態にあった過去と区別するためにタイトルで「元アルコール依存症」と謳っていますが、著者自身も自分の依存症が完治したとは思っていません。


今回は、彼との“同棲を目指した日々“を描いた『子ども部屋おじさんの彼と一緒に住みたい私の100日間』の第18話を紹介。“安月給OL”の自分と、実家暮らしの彼とで生活に関する価値観のズレを感じていたかどなしまるさんは、手荒に同棲話を進めた結果、ついに彼から別れを切り出されてしまったのだった。

ここでは、本エピソードの舞台裏について、著者・かどなしまるさんに話を聞いた。




――別れ話のあとに、ユウキの本音を引き出していましたね。「彼氏・彼女の本音を引き出す話し合い方」に関して教訓はありますか?

【かどなしまる】相手の話の腰を折らずに、一度自分の頭の中を静かにして全部聞き、その上で意見することが、シンプルですが大事だったなと思います。「この意見は絶対に言わないと気が済まない!」と、“言いたい言葉”を用意して、それを言うタイミングだけを見計らって話を聞いてしまうと結局、相手の意見をちゃんと吸収できないですよね。なので“言葉を用意しすぎず腹を割って話す“という雰囲気作りをするようになりました。

――「別れる」ことになって、はじめてユウキの本音を聞いたときに考えたことは?

【かどなしまる】悩みって、口に出したら途方もなくなりそうで言えないことって、私にも身に覚えがありました。ユウキにとって、同棲できない理由だった「仕事と同棲の責任」がそれでした。あのときの私に相談しても伝わりそうにないし、誰かの意見が欲しい段階ではなかったんだと思います。だから言い出せなかったんだな、でも手荒にことを進められた結果「ドタキャン」という行動になってしまったと。彼の本音を聞いて、やっと相手の心中を想像することができました。

――同じ「同棲しない」という結果でも、当初同棲を断られたときの選択と、ユウキの本音を聞いたあとの選択との違いはありますか?

【かどなしまる】当初は「『メリットがない』って言っているしな」と、“条件“を見ての選択で、今回は“相手の心情“を汲んでの選択、といったところでしょうか。

「同棲できないから別れる」という選択のあと、ユウキが同棲したくない“本当の理由“を聞くことができたかどなしまるさん。今後の2人の関係の変化にも注目だ。

画像提供:かどなしまる(「お酒がないと××できません」/@marukadonashi)

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