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夢の「流しそうめん」を屋内で簡単に!全長約1.7メートルの本格流しそうめん器を使ってみた

  • 2022年8月24日
  • Walkerplus

夏といえば花火に海水浴、そして必ずと言っていいほど食卓に並ぶ「そうめん」。なかでも「流しそうめん」は、大人も子供も憧れのイベントではないだろうか。

だが、流しそうめんをするには広い場所と竹で作ったコースが必要。イチから作るとなると時間も手間もかかるので手軽にはできないのが実情だ。それでも「今年こそそうめんを流したい!」と流しそうめん欲が抑えられなくなった筆者は、通販サイトでとある商品を発見。それが便利な日用品を企画・販売する株式会社ドウシシャ(以下、ドウシシャ)が発売している「竹の涼亭 流しそうめん」(6578円)だ。

これは最長約1.7メートルの本格和風流しそうめん器で、屋内で本物の竹で作ったような流しそうめんを楽しめるというもの。支柱の高さやスライダーの角度を自由にアレンジしてさまざまなコースを作ることができる。今回は筆者がこの流しそうめん器を自宅で組み立てて、実際にそうめんを流してみることに。果たして、夢の流しそうめんは成功するのか?

■必要なのは電池だけ!コースの組み立てに挑戦
頼んだセットが届き、早速コースを組み立てていくことに。両手で抱えてやっと持てるほどの大きなパッケージにはなんとも涼しげな流しそうめんの写真が。箱を開けると、なかにはそうめんを流すスライダーや水を回すホースなどのプラスチックのパーツがたくさん。小さい頃にミニ四駆やプラレールなどが大好きだった筆者は、パーツを組み立てて好きなコースを作れることに童心に帰ったようなワクワク感を覚えた。

まずはそうめんの受けザル部分でもある本体を設置して、組み立てスタート。作るのは、流しそうめんらしいスタンダードな直線コースだ。スライダーのパーツを支えるための足場を低いほうから1つずつ組んでいき、高さなどを調整していく。

そこから足場の上にスライダーをくっつけていき、それぞれを繋ぎ合わせていく。コース同士を繋げる部品なども最初からついているので、ドライバーやニッパーなどの工具を用意する必要がないのもうれしい。

簡単に組み立てができるものの、筆者は設置途中のコースにうっかり足をぶつけてひっくり返し、何度か最初からやりなおす羽目に。スタッフから「あーあ…」と声があがるなか、最後に本体とスライダーのスタート部分にホースを繋いで、不器用ながらもなんとか直線約1.7メートルの流しそうめんコースが完成だ。

「早速水を流してみよう!」と本体部分に水を入れてスイッチを押すが、何も音がせず沈黙。水がぜんぜん流れない。慌てて本体を確認してみると…うっかり電池を入れるのを忘れていた。この流しそうめん器には単三電池が4本必要なのだが、意地でも買いに行きたくなかった筆者は家のなかをひっくり返しながら探し、あらゆるリモコンから電池を奪い取った。購入する際はご注意を。

コースの組み立てが終わってからは、そうめんを茹でて薬味置きにネギや生姜、サクランボを乗せて準備完了!無事にそうめんを流すことができるのだろうか?

■いざ、憧れの「流しそうめん」を体験!
完成したコースでそうめんを流してみると、凄まじいスピードで水切りザルに到着。3人いたスタッフも、全員「今、何が起きた?」という表情。スライダーの角度が急すぎたらしく、箸でつかむのはおろか、目で追うのも大変な結果に。もちろん、一緒に流したサクランボは見える間もなく吹っ飛んでいった。

傾斜が急すぎたのでコースの角度を緩やかにすると、スピードも落ちて箸でも取りやすくなった。スライダーや足場のパーツが細かく分かれているので、角度調整もすぐできるのがおすすめポイントの1つだ。

撮影を行った日は、ちょうど猛暑を迎えた頃。水で流したそうめんはよく冷えて一段とおいしく、茹でていた1袋分を一瞬にして平らげてしまうほどだった。箸で取るのが楽しくていつもより食が進むため、最終的に1人3束は食べていたと思われる。冷房をかけた部屋のなかで行ったので、熱中症などの心配もほとんどなし。屋内での流しそうめんでもしっかり夏の風情を感じられた。

この流しそうめんセットは、直線コース以外にも支柱の高さやスライダーの位置を調整することでさまざまなコースを作ることができる。続いてダブルコースを作って2人同時に楽しんでみることに。

最初に作ったロングコースを一旦分解し、部品をそれぞれ本体の左右に分けてコースを作成。スライダーの位置を左右対称にして2人の不公平がないように準備。本体の受け皿部分を中心に、左右にコースを設置すれば完成!

この置き方ならロングコースのようにスペースも取らず、狭い場所でも流しそうめんが可能。2〜3人など少人数でしたい場合はこのコースにしても良さそうだ。筆者が流して両サイドの2人がそうめんをすするという、省スペースでの流しそうめんも楽しむことができた。

ほかにも、コースを螺旋状にしてさらに小さなスペースで楽しむ「コンパクトコース」も作成が可能。パッケージには書かれていないコースを作ることもできるので、ぜひオリジナルコースにも挑戦してみてほしい。なお、コースから水があふれることもあるので、組み立てる際は必ず濡らしても良い場所を選ぼう。最後に無茶なコースを作って筆者の家は水浸しになってしまったが、とはいえ水なので掃除は簡単だった。

■なぜ流しそうめんに力を入れる?担当者に聞いてみた
今回この商品を使ってみて感じたのは、このそうめん器の発売元であるドウシシャの「なんとしてでも屋内で流しそうめんを楽しんでほしい」という情熱だった。営業企画を務める大竹惇さんに「なぜそうめんに力を入れているのか?」を聞いた。

「外で行うイベントのイメージがある流しそうめんを、屋内でできたらより多くの方に楽しんでいただけるのではないか?という発想から、流しそうめん器の企画・開発に力を入れることになりました。やはり屋内での使用ということもあり、自由に変えられるコースを制作するにあたってコースの長さや高さを考えるのが大変でしたね」

また、流す水がぬるくならないよう氷で冷やす仕組みや、薬味を入れるポケットの設置など、細部にもこだわりを詰め込んだと大竹さんは話す。流しそうめんファンの痒いところに手が届く仕様も、多くの流しそうめん器を発売するドウシシャならではだ。

現在は「竹の涼亭 流しそうめん」以外にも、卓上で楽しめる1人暮らしにもおすすめの「大人のながしそうめん」、2つのコースで競争できる「競そうめん」、そして冷たい温度が続く「ひんやり流しそうめん」の3種類を販売中だ。

「これからもおいしく楽しい体験として使用できるような流しそうめん器を開発していきたいと考えています。ぜひ当社の商品で涼しい夏を過ごしてください!」

おうちでの過ごし方を模索している人も多い昨今。「竹の涼亭 流しそうめん」は、自宅で簡単に夏の風物詩を感じることができる、今こそおすすめしたい商品だ。秋に近づくとはいえまだまだ暑い日が続く。思い思いのコースを作って、あなただけの流しそうめんを楽しんでみてはいかがだろうか?

取材・文=福井求(にげば企画)

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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