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【夏の暑さにやられていく親父】脳腫瘍の再発から父とは会話もできず、消耗していく姿を見守るだけ…「堪えますよね」「わかります」の声

  • 2022年7月2日
  • Walkerplus

脳腫瘍の進行状況を確認するため病院に行くも、一部の検査ができない父。そして、夏の暑さによって父の容体は思わぬ方向に…認知症の父親を介護し、その実体験を描いた漫画が今、SNSで話題を集めている。


この漫画を発表しているのは、「発達障害グレーゾーン」の特性を持つクロミツさん(@kuromitsu1510)。「甘え」「怠慢」と世間から疎まれる“生きづらさ”を描いた作品『灰低 生きづらい+グレーゾーン』や、脳腫瘍に苦しむ父親の介護生活を描いた『電子書籍と親父の介護』を発表している漫画家だ。

今回紹介するのは、介護を通して家族に向き合うシリーズ『令和介護録270日』の37話と38話。日中の気温が35度もある炎天下のとある日、父のMRIが行われた。検査は一応終了したものの、「一部の検査ができなかった」と医師から報告を受ける。脳腫瘍の影響なのか、MRI中に装置の中で何度も寝返りを打ってしまったようだ。

数日後、検査結果を聞きに行くと、腫瘍の大きさに変化はなかった。そのためしばらくは様子を見ることに。その足でクロミツさんが老人ホームに行くと、父は「食欲のない日」が続いていると報告を受けた。

夏の暑さによるものなのか、食べることができず、37度の微熱が続いている様子。訪問診療にやってきたかかりつけ医師によって、点滴で水分を摂取するしかなくなっていた。ストック用の点滴や胃の粘膜を修復する薬をもらい、しばらく点滴を受けながら過ごすことになった。

しかし、数日経っても一向に微熱が下がらない父。腫瘍の影響で肺がむくんで水分が溜まっており、いつ「その日」が来てもおかしくないと宣告を受けたクロミツさん…。

漫画を読んだユーザーからは「余命1年の宣告から2カ月…。体調的に悪い方に進んでいるなと思っていたけれど、思った以上に早くに体調が崩れてしまいましたね…」と思った以上に悪くなっていく親父の容体を心配する声が上がった。

また、以前母親の介護をしたことがあるというユーザーからは「夏の時期は、堪えますよね~。私も今回の37話と似たようなことがありました」と夏の介護あるあるについての声が寄せられた。

「その日」がいつ来てもおかしくない状態になってしまったクロミツさんの父親。残された時間をクロミツさんはどう過ごすのだろうか。


画像提供:クロミツ(@kuromitsu1510)

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