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キャンプ初心者におすすめ!人気YouTuberに聞いた、“初めてのキャンプに持っていきたい”テント4選+α

  • 2022年6月26日
  • Walkerplus

昨今、気軽にキャンプを始められる環境がそろったことはうれしいが、未経験者やビギナーのなかには、「未知の世界すぎて、何をどうすればいいのかわからない…」なんていう状態に陥っている人も多いのではないだろうか。

そこで、チャンネル登録者数32万人超えの人気キャンプYouTuberのFUKUさんが、自身のチャンネルなどでもおすすめする“使ってみてよかったキャンプギア”を、悩めるキャンプビギナーの要望や質問に答えてピックアップしてくれた!

■念願の初キャンプは、寝るためのテント選びから!
キャンプの経験は小学生の時に1回だけ。さらに、もはやその記憶すらも曖昧というキャンプ初心者のライターNがFUKUさんに質問!FUKUさんにいろいろ教えてもらいながら、デイキャンプを数回体験したが、さらに興味が湧いたので、ついにキャンプデビューを決意!なにを用意したらいいのかなど、話を聞いてみた。

―― 次は念願のキャンプデビューをしてみたいと思うのですが、どんなギアが必要ですか?

【FUKUさん】キャンプをする際、真っ先に用意すべきギアとして、テント、寝袋、マット、ランタンの4点は欠かせませんね。寝るために必要なギアです。

―― テント以外にも用意しなくてはいけないギアが結構あるんですね!

【FUKUさん】そうなんです。当然のことですが、夜は暗くなるから照明が必要。そして大概のキャンプ場は、たとえ夏でも夜や早朝になると冷え込みますから、なにかしらの寝具類は持っていかないと、寒くて体調を崩してしまうかもしれません。また、テント内だからと言ってマットなどを用意せずに寝るのは快適とは言えませんので、ビギナーさんにはおすすめしません。

―― 具体的にはどんなテントを購入したらいいですか?

【FUKUさん】今は多様化してワンポールテントやパップテントなど、本当にさまざまなタイプが販売されていますが、今回は泊まるのも初めてなので“寝ることを主体としたテント”にしましょう。流行にも左右されないベーシックなテント、なかでもドーム型のものをおすすめします。

ドーム型テントとは、数本のフレームを半円形のドームのように設置する自立型のテントです。ソロ用からファミリー向けまでサイズも多彩ですが、寝るだけを目的とした、ソロ向けのコンパクトなタイプをチョイスしました。

■入門編としてビギナーにおすすめするのは“ドーム型テント”
FUKUさんが推薦してくれたドーム型テントのおすすめポイントをまとめてみた。

■初心者でも組み立てやすい
ドーム型テントは、フレームとインナーテント、それを覆うフライシート、ペグで構成されている。比較的簡単に設置できるものが多く、初心者でも20~30分あれば完成する。

■自立型でどこにでも設置しやすい
テントは風などで飛ばないように設営する必要があり、ペグを地面に打ち込んで、テントの幕(布)やそれらをピンと張るためのロープを固定する。ドーム型もペグで固定することが大前提だが、自立するタイプであれば、例えばコンクリートや岩の上などペグが打てないような場所でも設置は可能だ。

■快適に過ごせるものが多い
ドーム型テントにはインナーテントが付属するものが多い。インナーテント自体に耐水性はないことが普通なので、屋根と外壁の役割をするフライシートをこの上にかぶせる形で設営する。この2重構造により、夜露や室内との温度差による結露も防げるため、快適に過ごせる。

【FUKUさん】フレームの素材とサイズなどにもよるので一概には言えませんが、コンパクトにまとまり収納しやすいものが多く、持ち運びやすいのも利点の1つ。そんなポイントから、初心者にはドーム型テントがいいと思いました。今回は、比較的安価なのに品質もよくて十分快適に過ごせるおすすめテントを4点提案します。

■前室も広い!ソロ用でも広めの空間を備える快適なテント
■Coleman(コールマン) ツーリングドームST(1万9800円)
キャンプ用品全般を扱う総合アウトドアブランド、コールマン製のテント。雨天時でも室内に直接雨が入り込みにくく、荷物やシューズ置き場にも便利な前室がある。テントの幅は210センチあり、男性でもゆったりと過ごせる。「前室を含め、今回おすすめするほかのテントよりも全体的に広めの作りなので、快適に過ごせると思います」(FUKUさん)

サイズ違いでより広い「Coleman ツーリングドームLX」(2万2800円)も。「STとはサイズ違いなだけで仕様や特長は同じです。小さなキッズがいる家族連れなど、2~3人でキャンプするならば、こちらのテントをおすすめします」(FUKUさん)

■月明かりで設営可能!ソロキャンプにピッタリな形状も印象的
■mont-bell(モンベル) ムーンライト テント1型(3万580円)
日本生まれの人気アウトドアブランド、モンベル製のテント。蝶のサナギのようにも見える形状など、ドーム型テントの中では個性派のビジュアルだ。生地に焚き火などの火の粉が当たっても燃えにくい、難燃加工も施されている。

「寝ることに特化した形状、無駄を省いたコンパクトなサイズなど、ソロキャンプに最適なテントです。商品名の通り、月明かりでも容易に組み立てられるほど設営が簡単で、フレームに吊り下げたフックにインナーテントをパチンパチンとはめていくだけの簡単ギミックなど、随所に工夫が見られます」(FUKUさん)

ムーンライト テントは、大人気アニメ「ゆるキャン△」に登場するキャラクター、志摩リンが使用するテントとしても有名になった。志摩リンのものはおじいちゃんから譲り受けた2~3人用の3型で今は販売されていないが、同商品と形状やテントの色味は同じ。「現在はこのソロ用に加えて、2人用の2型(4万1580円)と4人用の4型(8万4700円)が販売されていますよ」(FUKUさん)

■前後を開け放つことができる、安くてベーシックなテント
■BUNDOK(バンドック) ツーリングテント BDK-18(8800円)
スポーツやアウトドアギアの卸売りを行う新潟県三条市のメーカー「カワセ」の自社ブランド、BUNDOKから発売されているテント。前方と後方のどちらも開け放つことができるので、前後から出入りできるほか、風通しがよくて涼しい。テントの室内は長辺で197センチと、ほかのテントよりも10センチほどコンパクトな作りだ。

「身長173センチの私が寝転んでギリギリですので、背の高い人だとちょっと狭いかもしれません。安くてベーシックなテントの1つです」(FUKUさん)

■気軽に購入できる激安テントなのに十分快適!
■ワークマン BASICドームテント(4900円)
ワークマンによる低価格帯キャンプギアの代表格。生地には作業着などと同じ撥水加工が施されている。フレームにパチンパチンと留めていくだけで設置できる吊り下げ式のインナーテントなど、初心者でも設営しやすい工夫が成されている。

「キャンプ初心者でも設営しやすく、使っている素材もいい。加えて、ソロキャンプに最低限必要な居住スペースを確保しているのに4900円という激安価格。安さと高品質を備える優良テントですね」(FUKUさん)

■設営時などにあると便利な+αのギアも!
【FUKUさん】これまで4つのテントを紹介しましたが、「これがあればさらに便利!」というおすすめギアも紹介します。設営時などに重宝する、ペグとペグハンマーです。

テントに付属するペグは、一般的にはスチール製のものが多いです。何度か使用すると曲がったり破損したりすることもあるので、追加で購入する必要がありますが、強度があって頑丈な鍛造ペグやチタン製ペグに変える人も多いんですよ。

ペグには、20センチ、24~25センチ、30センチなど、長さも多彩。私は使い勝手のよさから24~25センチのものを使っています。

■snow peak(スノーピーク) ソリッドステーク20【6点セット】 R-102(2948円)
アウトドア用品メーカー、スノーピークのペグ6本セット。刃物や金物、洋食器の生産が盛んな新潟県燕三条エリアで創業した人気メーカーで、同メーカーのシンボルとも言うべきギア。職人技が光る鍛造(たんぞう)ペグで、砂利や石が混じった硬い地面でも深く、強く、曲がらずに打ち込むことができる。鍛造とは、金属を叩いて鍛えることにより強度を高め、希望の形に成型する加工法のことだ。

「スノーピークは、燕三条に伝わる金属加工の技術を駆使したハイエンドなキャンプギアなどで知られています。“ペグは消耗品”という概念を変えた最強ペグと、スノーピークみずからうたっていますね」(FUKUさん)

鍛造ペグには、「YOGOTO(ヨゴト) 20cmペグ8本+30cmペグ8本セット」(2480円※2022年6月紹介時)のように、違う長さのペグがセットになったものもあり、FUKUさん曰くそちらもお得なのでおすすめとのことだ。

■Soomloom(スームルーム) ペグ チタン製 24センチ(3本1570円※2022年6月紹介時)
「チタン(チタン合金)製のペグで、硬くて強度がある、軽い、錆びないなどの特徴があります。このメーカーは割と安価に購入できますが、チタン製は高価なものが多いです。丈夫で長く使えるので、予算に余裕のある人はチタン製のギアもおすすめします」(FUKUさん)

―― 高価でも丈夫なものを長く使うというのは、エコにも繋がりそう!ペグを打ち込むのにおすすめのギアはありますか?

【FUKUさん】ペグハンマーですね。ホームセンターなどで販売している、釘を打つ一般的なハンマーを使う方もいますが、作業に不慣れな初心者こそ専用のものを使った方がいいと思います。ペグを引き抜くときに利用するフックなどがデザインされているので、撤去時の作業も簡単になりますよ。

■snow peak(スノーピーク) ペグハンマー PRO.S(4400円)
ソリッドステークを打つために開発されたスノーピーク製ハンマー。ソリッドステークと同じく鍛造仕上げで強度の高いスチール製ヘッドや、頑丈なペグを楽に打ち込むために必要な重量(約650グラム)など、“打ち込みやすさと叩きやすさ”にこだわって作られている。

「ヘッド後部のフックは、ソリッドステークの穴にフィットするので引き抜きやすいです。グリップには滑り止めの加工が施され、すっぽ抜け防止のベルトも付いています。ペグはテントに付属しますが、ハンマーは付属していないことが多いので、1つ用意しておくと便利ですよ」(FUKUさん)

―― ペグについてなど、設営のことまでは考えていなかったので、勉強になりました。最後にキャンプギア購入を迷っているキャンプ初心者にひと言お願いします。

【FUKUさん】今回は定番のメーカーを中心におすすめしましたが、ドーム型テントだけとっても多彩に販売されていて本当に選び放題(笑)。例えば、将来的に同行者が増えることも想定してワンランク上のサイズも見てみるなど、ほかのタイプも併せて検討するのもいいと思いますよ。

―― ありがとうございました。テント選びは奥が深そうで、もっと聞きたくなりました!

キャンプギアの価値を金額やコスパという単純なものではなく、ギア自体からロマンや魅力を感じるか否かという部分に見出し、自分なりの価値観を大切にしているFUKUさん。気になるキャンプギアがある人は、FUKUさんのレビュー動画を参考にしてみると、より愛情の湧くギアに出合えるかも!


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