「ハト」ではありません!時を告げる鳥と書いて「時鳥」!信長・秀吉・家康の性格を詠んだ句に登場するあの鳥の名は?

  • 2022年6月21日
  • Walkerplus

倉垣英男氏とクリエイターのスメリー氏が共同で制作しており、最近SNSなどで話題になっている漢字をモチーフにしたキャラクターかんじもん(@kanjimon_)。今回は、初夏の季語にも使われる言葉についての4コマ漫画をお届けする。

今回の漢字は「時鳥」。「鳥」という字が入るので、鳥の名前ということは推測できると思うが、「時」の「鳥」と書いて何と読むか…あなたはわかるだろうか? 5月頃から林など自然があるところで見られ、鳴き声がかなり特徴的な鳥の名前。また、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格を表した句でも、有名な鳥だ。戦国三英傑の名が出てきたら、もうおわかりだろうか?

時鳥の読み方の正解は…「ほととぎす」。毎年初夏に来て田植えの時期を告げていたことから、「時鳥」と表記するという説も。織田信長について「鳴かぬなら 殺してしまえ 時鳥」、豊臣秀吉について「鳴かぬなら 鳴かせてみよう 時鳥」、徳川家康について「鳴かぬなら 鳴くまで 待とう時鳥」と、時鳥を使って3人の性格を象徴した句も有名だ。

ちなみに、ほととぎすは「不如帰」「子規」と表記することもある。「子規」については、ほととぎすの口の中が赤いことから、結核を患い吐血した自分と重ねて「子規」という俳号を付けたといわれる、俳人・正岡子規のエピソードが有名だ。

このような漢字に込められた意味や由来などをイラストを使って楽しく教えてくれる、かんじもんの4コマ漫画。漫画で漢字を学べるので、ぜひ親子でチャレンジしてみよう!

画像提供:かんじもん.kanjimon.(@kanjimon_)

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