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グランピング徹底解剖!「Hoko.Glamping」(岐阜県恵那市)|2022年4月オープン!!焚き火がテーマの地域密着型グランピング施設

  • 2022年4月27日
  • Walkerplus

2022年4月27日にオープンしたばかりのグランピング施設「根の上アウトドアパーク恵那 Hoko.Glamping」(岐阜県恵那市)。“焚き火”をテーマに掲げ、地元の食材を使った料理や自然環境を生かした体験コンテンツなどを提供する“地域密着型”のグランピング施設だ。

そんな注目度バツグンの新施設を直撃取材!本記事では、その全貌をご紹介する。

■【ロケーション】名古屋市内から約1時間半の好アクセス
恵那市と中津川市にまたがる標高約900メートルの根の上高原に位置し、雄大な自然に囲まれたロケーション。名古屋市内からは中央自動車道を経由し約1時間半という好アクセスだ。

施設のすぐ横には豊かな水をたたえる保古の湖があり、「根の上高原 保古の湖キャンプグラウンド」と「国民宿舎 恵那山荘」が隣接。一帯は県立の自然公園に指定されており、古くから「東海の軽井沢」とも呼ばれ親しまれてきたそう。

■【テント】広々デッキ付きでプライベート感のあるドームテント
到着したら、まず「国民宿舎 恵那山荘」で受付を済ませよう。ここには地元若手農家によるブランド「恵那山麓野菜」を販売するアンテナショップや、後述する大浴場もある。

受付後は、坂を少し下ってグランピングエリアへ。その中央にそびえるのは、同施設のシンボルともいえる巨大ファイヤーピットだ。それを囲むようにして、10棟のドームテントが並ぶ。テント間はそれぞれ程よい間隔があるので、プライベート感も保たれている。

ドームテントは全棟が1棟貸切タイプで、各定員は最大4名。全てのテントにタープ付きのウッドデッキがある。ウッドデッキは総面積約113平方メートルの広々とした空間で、テーブル席とソファ席があるので、アウトドアリビング&ダイニングとして使用できる。また、専用のBBQグリル(Weber社製)と簡易的な手洗い場も備え付けられている。

テント室内の広さは約28平方メートル。断熱性や耐震性に優れた建築型で、もちろんエアコンも完備している。2台設置されたダブルベッドはキャンプ用ではなく住宅用のベッドなので、快適な寝心地が保証される。

インテリアは自然と調和するカラーリングで統一。ソファや冷蔵庫、コートハンガーなどが設置されており、まるでホテルのように快適に過ごせる。加えて、ポータブルランタンやBluetoothスピーカーなどアウトドアで便利なグッズがあるのもうれしい。アメニティは、バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシ、スリッパなどがひと通りそろっている。

また、各サイト横には1台ずつ個別ファイヤーピットを用意。同施設のテーマである焚き火をとことん楽しんでほしいというこだわりが伝わってくる。

■【焚き火バレイ】湖畔の宿泊者専用エリアで優雅なひととき
同施設の大きな特長の1つが、保古の湖のほとりにある「焚き火バレイ」エリアだ。グランピングエリアから徒歩2〜3分ほど離れた場所にあり、湖畔に8つのウッドデッキが並んでいる。

宿泊者はチェックイン後、このエリアを自由に使用可能。ウッドデッキ横では焚き火をすることもできる。湖を眺めながら語り合ったり、火を囲んでコーヒーやお酒を飲んだりと、ゆったりと贅沢な時間が過ごせる。

■【食事】旬の食材を味わえる、見た目も美しい食の宝石箱
夕食は前菜、BBQ、カレーライス、デザートというコース仕立て。BBQはウッドデッキに備え付けられているBBQグリルで各自焼くスタイルだ。季節や仕入れによって内容は異なるが、地元ブランド「恵那山麓野菜」を中心に、一年を通して地元の旬の食材を使った料理が楽しめる。一流ホテルで修行を積んだシェフが監修しており、味はもちろん見た目の美しさにもテンションが高まる!

朝食は季節のスープやサラダ、クロックムッシュ、ヨーグルト、ドリンクなどのセット。持ち運び可能なBOXでの提供なので、どこで味わってもOK。前述の焚き火バレイで湖を眺めながら朝のパワーチャージをするのもいいだろう。

■【アクティビティ】自然環境を生かした豊富な体験コンテンツ
滞在時間を盛り上げるのが、豊かな自然を生かした体験コンテンツだ。カヌー・SUP体験(90分5000円)などの水上アクティビティや、近年人気が高まっているテントサウナ(1組3000円)、ブッシュクラフト(大人1800円ほか、土曜のみの開催)などのプログラムを多数用意。予約方法は公式Webサイトを確認しよう。

なおテントサウナは貸し切りで、宿泊しているドームテントの横などにも設置ができるそう。サウナの本場フィンランドでは欠かせない白樺の枝葉を束ねた「ヴィヒタ」も付属し、本格派の“ととのう”体験ができそうだ。

また、グランピングエリアの管理棟では、コーヒー焙煎体験(2000円)やオカリナ絵付け体験(1個1500円〜)などのキットも販売している。

このほか、宿泊者限定で「Fun & Joy Day」と題した無料イベントも開催。特別天然記念物のニホンカモシカをはじめとした野生動物が生息する森を散策するネイチャリングツアーや、貴重なシロヤシオが自生する渓谷でのシャワークライミングなど、ありのままの自然を生かした冒険ができる。開催日時や詳細は公式Webサイトにアップされるのでチェックしよう!

■【お風呂】大浴場やシャワー室など3つの選択肢
入浴は3つの選択肢から選ぶことができる。湯船にゆっくりと浸かりたいという人は、「国民宿舎 恵那山荘」の大浴場へGO。利用可能な時間は15:00から22:00までと、8:00から10:00までだ。浴場には大きな窓があり、森と山々の展望が楽しめる。

また、車で約7分の場所にあるゴルフ場「フォーティーンヒルズカントリークラブ」とも提携しており、別料金(700円、タオル利用料込み)にて入浴施設を利用できる。利用可能時間は17:00から19:30で、入浴チケットはグランピング管理棟で販売する。

グランピング管理棟にもシャワー室が2室あり、15:00から22:00までと、7:00から9:00までの間、空いていれば自由に使うことができる。脱衣スペースはエアコン完備で、広さも十分あるので子供を連れての利用もしやすい。

■【サニタリー】新施設だからピカピカ!小さな子供も安心
トイレは共同で、シャワー室と同じくグランピング管理棟にある。新施設ということもありもちろん設備は最新で、暖房便座や温水洗浄式便座も完備。多機能トイレにはおむつ替えスペースもあるので、乳幼児連れのファミリーも安心だ。

■【おすすめポイント】環境負荷は少なく、感動は大きく!
冒頭でも触れたが、施設を含む一帯は県立の自然公園に指定されている。そのため、景観や生態系を変えないよう開発は最小限に留められ、元々の自然環境や既存の施設をうまく生かして設計。環境負荷を最小限に抑えながらも、新たな非日常体験と感動をもたらす創意工夫が至る所に感じられる。グランピングが初めての人にとっても、利用しやすい新施設だ。

取材・文=前田智恵美/写真=古川寛二


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