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【漫画】『呪術廻戦』に登場する呪いの王・両面宿儺は実在した!?飛騨高山に語り継がれる「両面宿儺」…この難読漢字、読める?

  • 2022年4月26日
  • Walkerplus

最近SNSなどで話題になっている、倉垣英男氏とクリエイターのスメリー氏が共同で制作している漢字をモチーフにしたキャラクター、かんじもん(@kanjimon_)。今回は、大人気アニメに登場する名前にも使われている漢字の4コマ漫画をお届けする。


今回は、一般的にはあまり馴染みのない「両面宿儺」の読み方について描かれている。あなたは、この漢字の読み方がわかるだろうか?ヒントは、人気アニメ『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁の内に潜む“呪いの王”の名前!

『呪術廻戦』で初めて「両面宿儺(りょうめんすくな)」の読み方を知ったという人も多いと思うが、実は、この「両面宿儺」は『呪術廻戦』独自のネーミングではなく、岐阜県・飛騨の伝説の人名。日本書紀によると、「両面宿儺」は1つの胴体に2つの顔があり、手が4本ある怪物として恐れられていたという。“凶賊”とも称される一方で、飛騨地方の伝承では武勇にすぐれた豪族で、当時の中央政権から地域を守った英雄的存在であったとも語り継がれている。

ちなみに、岐阜県高山市の千光寺、関市の日龍峯寺などには両面宿儺像が存在。なかでも日龍峯寺は、毎年恒例の特別開帳を昨年実施した際に、『呪術廻戦』の宿儺の「指」の彫刻が地元ファンから奉納され、像の前に置かれたことでも話題となった。

『呪術廻戦』の作中で「両面宿儺」は、 虎杖悠仁の内に潜み、彼の肉体を器として顕現する“呪いの王”と称される存在。そんな最凶最悪な存在に、日本史のなかでも“怪物”“凶賊”などと称される「両面宿儺」の名が付けられているというのは、興味深い。こんな風に漢字や名前の意味、その文化的背景などを知り、好きなアニメの登場人物の名前に込められた想いを自分なりに考えてみるのも楽しい!想像力をフル回転しながら、チャレンジしてみよう。

画像提供:かんじもん.kanjimon.(@kanjimon_)

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