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発売30年目「アサヒ 十六茶」が出題するクイズが難しすぎると話題に!ブレンド茶の先駆者として愛され続けるワケ

  • 2022年4月16日
  • Walkerplus

定番の緑茶や紅茶に加え、最近ではルイボスティーなど次々と新商品が登場するペットボトルのお茶。なかでも、16種類の茶葉の味わいと香りを一緒に楽しめるブレンド茶の先駆けとして知られているのが「アサヒ 十六茶」だ。アサヒ 十六茶は今年でなんと発売30年目を迎え、それを機に2022年3月8日から味わいとデザインパッケージを一新した。

それだけでは終わらず、2021年10月頃からはユーザーを楽しませる企画も展開。「内部の人間や長年CMに出演する新垣結衣であっても正解するのは困難」というハイレベルな十六茶クイズを公式Twitterから投稿したのだ。

今回はそんな十六茶クイズ企画のきっかけをはじめ、アサヒ 十六茶の知られざる誕生秘話についてアサヒ飲料株式会社の杉本真崇さんに話を聞いた。

■今とパッケージが全然違う!十六茶はティーバッグだった?
1993年に缶の容器で発売された十六茶。しかし、実はその前からすでに商品は誕生していたという。時代をさかのぼること37年前、静岡県の化粧品会社であるシャンソン化粧品が、煮出し用のティーバッグタイプとして「十六茶」を発売した。

「当時のマーケティング部の社員が健康需要の高まりに目を付けて、数ある健康茶のなかから『十六茶』に注目したんです。自動販売機やコンビニでお茶を購入する機会が増えてきた頃だったので、缶飲料として開発に取り組んだのがそもそものきっかけですね」

「ブレンド茶」というカテゴリーがまだ世の中にない時代。個性豊かな素材を数多く使用していることから、開発までは苦難の連続だったそう。とはいえ、その苦労の末に“ブレンド茶=アサヒ 十六茶”と世間に浸透していくことになった。

■ガッキーで13代目!「健康的」を追求したCMとラインナップ
アサヒ 十六茶のイメージキャラクターといえば、今ではすっかりお馴染みとなった女優の新垣結衣さん。2009年から約13年間もCMに出演しており、アサヒ 十六茶が持つ健康的なイメージにぴったりだ。

では初代イメージキャラクターをご存知だろうか。今も“健康的”の象徴であり、演技派女優として活躍している小林聡美さんだ。

「“健康的”というのが最初から1つのキーワードでした。そのイメージを表現していただける方々にご出演いただき、新垣さんで13代目になります」と真鍋さん。当時のCMを見ると、日本全国の名産品に舌鼓をうちながらアサヒ 十六茶を味わうというパターンがあった。テーマが一貫されていることが伝わるが、現在のCMと表現が異なり、その違いがなんともおもしろい。

そして「アサヒ 十六茶」と聞けば1種類の定番商品ばかりを思い浮かべてしまうが、これまでに発売された商品ラインナップを見ると、その種類は意外と多い。なかでも目をひいたのが、2011年に発売されたシャンソン化粧品と共同開発の「アサヒ ダイエットブレンド十六茶」。“女性に親しまれる商品づくり”という視点で、コンセプトの立案段階から情報交換を行い、開発を進めたという。以降、より健康に留意した商品のラインナップが増え、機能性表示食品や特定保健用食品として発売された「十六茶プラス」や「食事と一緒に十六茶」なども発売されている。

2016年には地域限定商品として「アサヒ 十六茶 ご当地素材ブレンド」を発売。ご当地素材をブレンドし、その地域でしか味わえないプレミア感たっぷりの商品で、パッケージの彩りも鮮やか。

こうした商品のバリエーションの多さについて、杉本さんは「時代ごとに求められるニーズは少しずつ変化していくので、それにお応えしていくなかで商品数も増えていきます。そうした理由のほかにも、実はキャンペーンとして人気キャラクターとのコラボ商品などを手掛けたこともあるんですよ」と話す。

■なぜか必死に解きたくなる「十六茶クイズ」
アサヒ 十六茶が発売30年目を迎えることをきっかけに、アサヒ飲料の公式Twitterに投稿された「十六茶クイズ」。出題内容は「正しい商品とCMのあらすじ、原材料を繋げ」といった、なかなか難易度の高いものばかり。パッケージがリニューアルされるごとに原材料も変化し、CMの内容も変わっていることを認識していなければ解けない問題で、よほどのマニアでなければ正解するのは至難の業だろう。

このクイズの作成を担当したアサヒ飲料株式会社の髙橋さんは、「『アサヒ 十六茶のことをもっと多くの人に知ってほしい』という目的から始まりましたが、私たちのこだわりをそのまま説明してもおもしろみに欠けるので、こうした形になりました。最初は『難し過ぎる』という社内の声もあったのですが、いざ投稿してみると反響が大きくて驚いています。ちなみに、社内の人間でも全問正解するのは難しかったようです(笑)」と話す。

以降も同様に、難解なクイズを月イチで投稿。ユーザーからは「十六茶クイズ難問すぎる」「難し過ぎて逆にクセになる」など、大きな盛り上がりを見せている。

発売から30年目。アサヒ 十六茶は時代と共に変化し、気軽に飲めるブレンド茶として先頭を走り続けてきた。SNSを活用し幅広い世代の関心を集めた今回のクイズは、なにげなく飲んでいたアサヒ 十六茶のことをよく知るいい機会。ぜひトライしてみて!

取材・文=橋本未来

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