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2022年トレンドは「ヘルシーパン」vs「進化系レトロパン」!? 渋谷スクランブルスクエアの最旬パンをチェック!

  • 2022年3月8日
  • Walkerplus

最旬のアイテムを取りそろえる200店以上のショップが並ぶ商業施設「渋谷スクランブルスクエア」。今回は、パンコーディネーターとパンシェルジュの資格を持ち、年間500個以上のパンを食べるパン野ゆりさんを迎え、2022年のパントレンドやパンの楽しみ方、本施設の豊富なラインナップの中から“パンのプロ”が厳選した最旬のパンについて話を聞いた。また、パンのおともやパングッズなど、パンライフがより楽しくなる耳寄り情報も紹介!

■2022年パン業界の注目は「ヘルシーパン」vs「進化系レトロパン」
パン野さんによると、近年のヘルシーブームはパン業界にも進出しており、ヴィーガンパンのほか、低糖質やグルテンフリーなど健康に配慮した「ヘルシーパン」が注目されているとのこと。「最近はパン屋さんの技術向上がめざましく、ヘルシーさとおいしさを兼ね備えたパンが増えています」とパン野さん。以前は、パサパサしていたり、食感がいまいちだったりと、ヘルシーなもの=あまりおいしくない、という印象があったそうだが、近年はさまざまな嗜好の人がおいしく楽しめる「ヘルシーパン」が普及してきており、よく目にするようになったという。

一方で、ここ数年、昔ながらのパンのかわいらしいフォルムや素朴な味わいが人気を集めているという。なかでもパン野さんが注目しているのは、コロッケパンや焼きそばパンなど“昔ながらのパン”が、味や素材、見た目において進化した「進化系レトロパン」。例えば、四角く変化した焼きそばパン、海外のシェフが作ったカレーパン、コロッケ専門店が作るバリエーション豊かなコロッケパンなど、さまざまな点において進化を遂げている。「小さい頃に好きだったレトロパンは、見た目が変わっても残していってほしい。これからも食べ続けていきたいと思います」とパンへの想いを語った。

■【ヘルシーパン】
<メゾン・イチ>「いちじくピスタチオ」
表面はサクッと、中はふわっとしたフランスパン系の生地に、大粒のいちじくと、ピスタチオをふんだんに練り込んだパン。いちじくのプチプチとした食感と濃厚な甘さに加え、香ばしいピスタチオをたっぷりと堪能でき、食べ応えがある一品。292円 / 通年商品 / B2 TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウ フードショー エッジ)

<メゾン・イチ>「スペルト小麦の田舎パン」
遺伝子操作や人工的な品質改良がされていないスペルト小麦と、液体天然酵母を組み合わせた味わい深いフランスの伝統的なパン。通常の小麦よりも栄養価が高く、酸味のある素朴な味わいが特徴だ。1/4カット432円、ホール1620円(ホールサイズの購入は2日前までの事前予約が必要) / 通年商品 / B2 TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウ フードショー エッジ)

<ベーカリー サンチノ>「豆腐食パン」
乳成分・卵を使用せず、豆腐を練り込んでいる高タンパクな食パン。さっぱりとして食べやすいのが特徴だ。しっかりと噛みしめて味わうことで、大豆の風味を感じることができる。1斤400円、ハーフ210円 / 通年商品 / 1階 ecute EDITION(エキュートエディション)

■【進化系レトロパン】
<キムラミルク>「四角いパン 焼きそば/ナポリタン」
見た目のインパクトもある四角い焼きそばパンとナポリタンパンは、どちらもデニッシュ生地。焼きそばパンは、紅しょうが、マヨネーズ、パセリで味を整え、かつお節パウダーで仕上げた。ナポリタンパンはパルメザンチーズとパセリを味のアクセントとしてトッピング。焼きそば312円、ナポリタン341円 /通年商品(金・土曜日には販売しておりません) / B2 TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウ フードショー エッジ)

<COROMORE(コロモア)>「コロッケサンド」
素材と旨味にこだわった14種類のバリエーション豊かなコロッケをサンド。ワンハンドで食べられる手軽さがいい。なかでも、「旨みぎゅぎゅっと焼きとうもろこし」は、直火焼きした香ばしい北海道産とうもろこしが贅沢に詰め込まれていておすすめ。単品195~280円、8個入1665円 / 渋谷スクランブルスクエア限定・通年商品 / B2 TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウ フードショー エッジ)

<ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー>「ビーフカレーパン」
じっくり煮込んだ牛肉の旨味を堪能できるカレーパン。弾力のあるパン生地の中には、こだわりのフォン・ド・ポー(出汁)、赤ワインを使用し、噛んだ瞬間、選び抜かれたスパイスがふわっと香るカレーがたっぷり。378円 / 通年商品 / B2 TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウ フードショー エッジ)

■パンのおとも&パングッズで広がるパンの楽しみ方
パン野さんは、パンの魅力について「付け合わせや食べ方を工夫できるのが魅力のひとつ」と語る。パンのおともの定番と言えば、バターとジャム。しかし、それだけではなく、自分好みのパンとの食べ合わせを考えるのも楽しいとのこと。例えば、カンパーニュとごま油。「意外ですが、食べてみると最高においしい」と笑顔で教えてくれた。「おいしいパンに出合うこともうれしいですが、お気に入りの“おとも”を見つけて、それに合うパンを探すのも楽しい」と話す。最近よく目にするのは、フルーツバターや旬の食材を使ったコンフィチュールだそう。

また、パンを楽しむためのグッズとして、シリコンでできた食品用保存容器「stasher(スタッシャー)」を紹介。パン屋さん巡りをする際に、ついついパンを買いすぎてしまうパン野さんが、冷凍庫で保存するために重宝しているアイテムだ。シリコン容器は、何度でも繰り返し使用できるため、エコにもなるとパン好きの間でも人気になっている。他にも、バターを薄く削れる「バターナイフ」などパングッズも少しずつ進化している。

<Gourmand Market KINOKUNIYA(グルマンマーケット キノクニヤ)>「福岡県産あまおういちごバター」
福岡県産のあまおうと国産のバターをブレンドして仕上げたいちごバター。素材にこだわったいちごの酸味とバターのコクを同時に味わうことができる。トーストやパンケーキのおともにおすすめ。1188円 / 通年商品 / B1

<Ethical&SEA(エシカルシー)>「stasher(スタッシャー)」
プラスチックフリーの食品用保存容器。食品用品質として認められている100%ピュアプラチナシリコーンで作られており、安全素材で環境に優しく、繰り返し使用が可能。使い捨てプラスチックバッグに代わり、身体にも地球にも優しい。スタンドアップ2530円、ハーフサイズガロン(Lサイズ) 2420円、サンドイッチ(Mサイズ) 1650円、スナック(Sサイズ) 1320円 / 通年商品 / 9階

<東急ハンズ>「とろける!バターナイフ」
バターを細かく筋状に削ぐことができるバターナイフ。おろし刃がついているため、冷蔵庫から取り出したばかりの固いバターも軽い力で削ぐことができる。バター以外にもチーズやチョコレートにも使える。1100円 / 通年商品 / 10階

<中川政七商店(ナカガワマサシチショウテン)>「産地のパンのとも 宮崎さつまいもとバター」
宮崎県のさつまいもとバターで作ったパンに合うスプレッド。バターとほっくりとしたさつまいもの濃厚な味わいを楽しめる。トーストした食パンはもちろん、バゲット、クロワッサンなど、さまざまなパンのおともにおすすめ。810円 / 通年商品 / 11階

■パンとお酒のマリアージュ「パン飲み」もおすすめ
「最近、パン好きの間だけではなく、徐々に広がりはじめているなと感じるのがパンを肴にお酒を飲む『パン飲み』です」とパン野さん。朝食に食べるパンとは違う一面を発見できるのも楽しいのだとか。味の濃い総菜パンだけではなく、バゲットの上に生ハムやチーズなどをのせてお酒と楽しむのがパン野さんのいち押し。

また、さまざまなテイストのパンを買ってきて、お酒とのマリアージュを探すのも「パン飲み」の醍醐味だ。プロのシェフも実践するマリアージュのポイントとして、パンとお酒の色や素材などの共通項が多いと相性がいい可能性が高いのだとか。例えば、色の濃いライ麦パンと黒ビールは風味もマッチしやすく、米粉を使ったパンと日本酒を合わせると味にまとまりがでやすいといった傾向があるそう。

<ティエリー マルクス ラ ブーランジェリー>「クロワッサン・フランボワーズ」
フランス産の全粒粉を使用。外はカリッと、中はしっとりとした食感のクロワッサンに、マカロンをのせた、まるで洋菓子のようなパン。中に入っている自家製フランボワーズソースとクリームチーズの酸味が加わることでマカロンの甘みがより一層引き立つ。432円 / 期間限定 3月14日(月)~※なくなり次第終了 / B2 TOKYU Foodshow EDGE(トウキュウ フードショー エッジ)

<Gourmand Market KINOKUNIYA(グルマンマーケット キノクニヤ)>「ハパンコルプ」
酸味の効いた薄いパリパリした食感が特徴のフィンランドのパン。小麦粉にオーツ麦フレークや麦芽粉、ひまわりの種、大豆フレークなどを合わせて焼き上げた。ハーブの香りがワインにも良く合い、パリパリと割ってチーズと一緒に召し上がれ。183円 / 通年商品 / B1

<Gourmand Market KINOKUNIYA(グルマンマーケット キノクニヤ)>「プンパニッケル」
ライ麦100%のドイツパン。蒸し焼きにしているため、なめらかでマイルドな風味を味わえる。焼かずにそのままでももちろん、バターを塗った上にお好みの具を盛り合わせたオープンサンドは、より一層美味しく味わえるのでおすすめ。216円 / 通年商品 / B1

<Gourmand Market KINOKUNIYA(グルマンマーケット キノクニヤ)>「メゾンボワール 瀬戸内産たこのアヒージョ」
瀬戸内産のたこと角切りのポテトのさわやかなバジル風味のアヒージョ。素材にこだわり手間を惜しまず作られたアヒージョをコロッとしてかわいらしい瓶に詰めた。家飲みはもちろん、お酒とセットにしてプレゼントにも最適。799円 / 通年商品 / B1

最後に、「渋谷スクランブルスクエアには、私も大好きなパン屋さんがたくさんあり、施設の中で『パン巡り』をすることもできます。ぜひ、一人でもみんなでも“シブスクパン祭り”をして楽しんでいただけたらと思います」とパン野さん。今年のトレンドに注目しながら、渋谷スクランブルスクエアで多彩なパンを楽しんでみよう!

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
                   
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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