サイト内
ウェブ

「ゲイインフルエンサー・DELIVAのお悩み相談室」がスタート!「目に入ったまつ毛が取れるような気持ちよさを感じて」

  • 2022年3月4日
  • Walkerplus

“ピンヒールを履きこなす美脚のゲイインフルエンサー”として沖縄を拠点に活動している、DELIVA(デリバ)さん。スタイリスト、デザイナー、ライター、画家だけでなく、Instagram(@hilokideliva)、TikTok(@deliva.gaygaygay)、Twitter(@DELIVA_G)、YouTube(「DELIVA Official GAY Tube」)でのインフルエンサーとしても大活躍!そこで彼の人柄や言葉に心を動かされた人々から自然と悩み相談が集まるようになっているそう。

そんな数々のお悩みに独自の視点で答える、連載「ゲイインフルエンサー・DELIVAのお悩み相談室」が2022年3月よりウォーカープラスにてスタートする。今回はその前哨戦として、DELIVAさんが出会った〇〇な人の話と、過去に受けたお悩み相談についてお話ししていただきます。

■人のイヤ〜なところも人生のヒントになる!

当然ですけど、世の中っていい人ばかりじゃないですよね?でも、悪い人も参考になるんですよ!いい人というか、自分のなりたい願望ばかり見ていると、視野が狭くなる気がするので、私は人のイヤ〜なところも見るようにしています。許せないと思う言葉を相手から浴びせられると当然イヤな気持ちになるんですけど、それが人生のヒントになるんですよ!

私のポジティブシンキングのなかには、ちゃんと絶望も入っています。いいところばかりを汲み取ってポジティブになっているのではなくて、絶望や覚悟も持っているんです。そうすると、このくらいまでなら耐えられるという下段のパイが増えるので、イヤな人が目の前に現れても大丈夫になると思うんです。これまでの人生のなかにはクズみたいなやつもいっぱいいましたけど、そういう人たちのおかげで、私なりの気丈な精神が備わって、嫌いな人もいなくなりました。悪く言うと、どうでもよくなったというか。自分が大事だし、私は私が一番好きだし、他人の幸せを考えられるのは、自分が幸せになってからだと思っているのでね♡

■“いい気持ちになっていただく技”を身に付けたら、関係が保たれた!

昔ね、「DELIのために言うんだけどね」という人がいたんです。毎日毎日、小さな膿を溜まるような、どうしてそんなことあえて言うの?みたいなことを言ってくる女性だったんですけど、その人のことを嫌っているそぶりを見せたり、反発すると地獄を見るんです。彼女の神経を逆撫でしてしまうから。だから私は凹んだフリをして、しのいでました(笑)。落ち込んだ顔をして「大丈夫です。タメになることを言ってくれてありがとうございます」みたいに言って、気持ち良くなっていただく(笑)。自分の耳にシャッターをして、相手が気持ち良くなる言葉をバンバン言い続けていたら、なんとその人との関係が保たれたんです!これは使える!!と思って、老若男女関係なく、こういう人が現れたら、“いい気持ちになっていただく技”を発動するようになりました(笑)。

こういうイヤな人の攻撃を人生で一度受けておけば、その後はその人が参考文献になってくれるので、今ではもう“ありがと〜!”という気持ち(笑)。チョ〜優秀なサンプルでした。できれば、無菌室に入れて、絶対外に出したくないですけどね! 一生、カゴの中に入れておきたい!

■誰かのために変えるんじゃなくて、自分のために何かを変える

「お悩み相談」にお答えする際、私は大前提として、その方の経験と同じ体験をしたことがないので、全く同じ気持ちになることは当然できない。だから、そこは申し訳ないと思う反面、当たり前よねという開き直りの心を持って向き合っています。それから、わかりもしないくせに!と思われるようなことは言いたくない。「やればできる」とか「頑張れ」とかも言いたくない。やってもできないからこそ相談してきているわけだし、頑張りきれないから手を差し伸べてきているわけだから。あとは間違っているかもしれないけど、思いつくままに話すようにしています。

例えば、「人に嫌われていると思っている方」からの相談には、「どうせならとことん嫌われちゃいなよ!」とお答えしました。だって、これまで嫌われない努力をずっとしてきてきたんだから。でも、嫌われることを恐れなくなったら、自分の抑止力になっているものが取れて、素直な行動が取れるように変わるかもしれないじゃない?嫌われるというキツイ状況に耐えるスキルがあるんだから、きっとできるはず!誰かのために変えるんじゃなくて、自分のために何かを変える。相談してくださる方たちは、苦しい環境のなかで悩みを抱えながら耐えて生活しているだけで、ものすごいアルティメットスキルを持っていると思うんです。それはもう特殊能力があるということ!そういう思考に変える努力をしてみたら、いいんじゃないかな〜と思います。

■相談したことで、お悩みを好転させることができたら♡

私は無数にくるお悩みの内容を実体験することはできないですけど、理想は語れる。体験って、人にものすごく大きな影響を与えると思うんですね。例えば、ツラい離婚を経験した方は、相談を受けた時に前向きな離婚について語ることは難しいと思うんですよ。それに比べて、私は人生経験がすごく少なくて結婚も離婚もしてないし、ツライ経験をしたことも多くはない。だけど、誰かの経験から得た情報が私のなかにストックされているので、理想の結末をフェアリーテイル的に作ることはできるのではないかな?と。相談者の方はその理想を見て、自分の現実と重ね合わせた時にどれができるか試してみようと思われるのではないかな?と思っています。

私の語った理想から一つでもチャレンジしてみたというお話しを伺うと、私もうれしくておいしいお酒が飲めます。私のお返事から目に入ったまつ毛が取る程度の気持ちよさを感じてもらえて、ご自身の力でお悩みを好転させることができたらいいなと思っています♡

取材・文=及川静

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.