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【漫画】子供がクリスマス前に読むものといえば?あの頃の思い出が蘇る「ノスタルジー系あるある漫画」

  • 2021年12月23日
  • Walkerplus

昭和を思わせる世界観を舞台に、子供時代の“あるある”を切り取った漫画『しなのんちのいくる』をSNSに投稿している漫画家の仲曽良ハミさん(@nakasorahami)。これまでウォーカープラスで紹介した際に大きな反響を得た。

この物語の主な登場人物は、生意気盛りの男の子「いくる」、中学生の姉「しなの」を中心に、その家族や個性豊かな友達たち。どこにでもいるような親しみあふれるキャラクターたちが繰り広げる、思わず「あった!あった!」と言いたくなる日常の1シーンを切り取り、ギャグタッチで描いていく。

今回も仲曽良さんの解説と共に、「ノスタルジー系あるある」とも言える作品の魅力をご紹介!


■子供が新聞を読む理由「最新の情報を押さえろ!」
珍しく「新聞を読みたい」といういくる。家族が不思議に思っていると、ページをめくる手がパタッと止まった。そこには子供の夢が詰まったとあるページが!

「クリスマスが近くなると、おもちゃ屋さんの広告が楽しみでしたね。何を買ってもらうかは既に決まっていることが多いのですが、それでも楽しくて眺めていたりしました」

■広い世界をどこまで知ってる?「世界は広いぜ!」
学校で将来の夢を語り合う子供たち。「世の中は広いの」とおませな意見を言い放った女の子の言葉をきっかけに、世界の広さを目の当たりにしてしまう。

「よくでっかい世界地図が教室や廊下に貼ってありました。初めて日本がどこにあるのかを知ったときは小さくてびっくりしましたね。世界って、広いなって」

■落ち着きがないと思ったら…「ギリギリまで我慢」
なにかに夢中になると、ちょっとした休憩も時間が惜しく感じられるもの。この物語に登場するいくるもテレビゲームに熱中し、「行きたいけど、行きたくない!」という葛藤を繰り広げる。

「これは今の子供たちも同じなんじゃないかと思いますね。ゲームに限らず、あらゆる遊びに夢中になると、尿意を我慢していたように思います。まぁ、今思えば良い意味でアホですよね…(笑)」

■子供心に火を付ける名人登場!「子供達の喜ぶ顔見たいだろ?」
子供たちにもっと楽しく仲良く遊んでほしいと、おもちゃ屋の前にミニ四駆のコースを設置した店主。楽しく遊ぶ子供たちを眺めながら、「もっと良いタイヤがあるぞ」「このモーターに変えたらどうだ?」と、子供心に火を付けていく!そこには別の思惑が…?

「当時はおもちゃ屋さんの前に大きなコースができて、地域レベルの大会なんかが開かれていました。あのコースを攻略するにはやっぱりいろんなパーツが必要で、そりゃ買っちゃいますよね。さすがです、オモチャ屋のオヤジ(笑)」

ちょっとおバカで、だけど憎めない物語の数々。次回は、どんなエピソードでノスタルジーな気持ちにしてくれるのか。乞うご期待!

取材・文=橋本未来

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