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元ラストアイドルの長月翠がAKB48大西桃香とWキャスト!「大西さんのことを考えちゃう。恋かも(笑)」

  • 2021年12月2日
  • Walkerplus

12月8日(水)から新宿村LIVEで上演される舞台『幽幻道士 キョンシーズ THE STAGE』に出演する元ラストアイドルの長月翠。本作は、80年代後半に一世を風靡したホラーコメディ「幽幻道士(キョンシーズ)」の舞台化。長月は、キョンシー相手に大活躍する主人公の美少女道士・テンテンをAKB48の大西桃香とWキャストで演じる。

今年7月にラストアイドルを卒業。新たな道を歩み始めた彼女に、演じる役どころについてなど本作にかける思いを聞いた。

■ちょっと破天荒なところが自分と似ています
――まずは、本作への出演が決まった時の気持ちからお聞かせください。

【長月翠】どんな作品でも出演が決まると嬉しいんですけど(笑)、今回はみんなが知っている作品。お母さんに聞いたら「すごく好きだった映画だよ」と言われたりして。だからこそちゃんとやらなくちゃという責任感も同時に出てきましたし、演じるのがテンテンというかわいい女の子役というのにも驚きました。嬉しさとともに頑張ろうという気持ちが強かったです。

――演じるテンテンは、ちょっとおませな美少女道士という役どころです。長月さん自身と似ているところ、共通点などはありますか?

【長月翠】私自身、小さいころは大人ぶっている女の子だったから、気持ちが分かるなって思うところはありますね。今でも、ワーッと勢いよく来られると冷たくしちゃうというか、「はいはい」みたいな感じになっちゃうところがあって(笑)。テンテンも弟子4人と一緒にワイワイ盛り上がりたいけど「はいはい」みたいに大人ぶっちゃうのかなと思うところもあるので、そこは似ているなぁと感じたりします。

あとは、何より破天荒なところ。「私がやってあげる!」って率先してやってみたり、いたずらを仕掛けてみたり。私もそういうタイプなので、演じやすいなと思うところが多いです。でも、かわいい小さな女の子でもあるので、メリハリをつけて演じていきたいなと考えています。

■儀式のセリフに苦戦中「家でもブツブツ言っています」
――今回はAKB48の大西桃香さんとのWキャストです。同じ役を演じることで意識している点はありますか?

【長月翠】Wキャストだからといって、ライバルという意識はまったくなくて。周りの方が「Wキャストは比べられるから嫌だ」と言っているのを聞くこともあるんですけど、私は逆にWキャストなのが嬉しくて。

稽古場で交互に同じシーンを演じたりすると、大西さんのテンテンに「こういう動き方もあるんだ」「すごいな」と思ったりします。全部自分の勉強になるのがすごく楽しいです。何より、同じ役というだけで距離感が近くなるというか、仲良くなれるのが嬉しい!

――大西さんを見ていて「すごいな」と思ったところはどのあたりでしょう。

【長月翠】セリフ覚えの速さですね。自分のセリフ覚えが悪すぎるっていうのもあるんですけど、あとから稽古場に合流されたのにもう台本を持たずに演じられていて。見習いたいなって心から思います。

私、7割覚えると残りの3割に苦戦しちゃうタイプなんです。今回は、キョンシーを蘇らせる儀式のシーンのセリフがめちゃくちゃ長くて!しかも儀式だから、普段使わないような言葉だらけなんです。家に帰ってからもブツブツ言ってます(笑)。

――稽古を通して、大西さんへの印象が変わった部分はありましたか?

【長月翠】イメージが変わったところはないんですけど、本当に優しくて、大好きです!家に帰ってからも大西さんのことを考えちゃう。恋かもしれない(笑)。

私はもともとラストアイドルという同じ秋元先生のグループにいたので、やっぱりAKB48さんには憧れというか、先輩!という気持ちが強くて。だから、大西さんにお会いしたらどう接したらいいんだろうってちょっと悩んでいたんです。同じ役、Wキャストだし。

でも、実際にお会いしたらめちゃくちゃ優しくて。人懐っこいし。私も徐々に素を出していっているんですけど、この間「面白い子」って言ってもらえたので、意外と気に入ってもらえているのかなって思っています。もっと仲良くなりたいです!

――7月にラストアイドルを卒業し、長月さんにとって今年は転機の年だったのかなと思います。今後はどんな活動をしていきたいと考えていますか?

【長月翠】ありがたいことに来年もいろいろとお仕事が決まっているんですけど、こんなに私のことを気にかけてくださっている方がいたんだなと。卒業してから気がついたことがたくさんありました。周りの方々に感謝しています。

最近はグラビアのお仕事も増えてきたので、グラビアでも新たな私を見せていきたいですし、来年はもっと舞台、お芝居を頑張りたいと思っています。最終的には、グランドミュージカルに挑戦したいんです。そのためにも、お芝居と歌、ダンスもレッスンを重ねていきたいです。ラストアイドルのメンバーも活動を見てくれていると思うので、頑張らないと!

――では、最後に改めて本作の見どころをお願いします。

【長月翠】『幽幻道士 キョンシーズ THE STAGE』は、すごく楽しい舞台です。面白くポップに観ていただける作品だと思いますが、観終わったあと、皆さんがひとつ何かを心にお持ち帰りいただけるような、そんな作品になるように頑張ります。ぜひ皆さん、会いに来てください!

撮影・取材=野木原晃一 文=yoshimi

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