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婚活アプリでの恋活のリアルな実情を描いた、ザ・実録漫画!「何でもいいから恋がしたい」と大奮闘した結果は…?

  • 2021年10月22日
  • Walkerplus

プロ漫画家のアシスタントを5年勤めた経験を生かし、フリーランスの作家として活動している落合マハル(@krm_maharu)さん。ソーシャルゲームのカードイラスト、書籍の挿絵などさまざまな媒体で作品を発表している落合さんだが、その中から今回は、自身の恋活体験を漫画化したコミックエッセイ「ワカくてもカワいくても」を紹介。実体験に基づくリアルすぎる恋活の裏側、自身の近況についてなど、作者の落合マハルさんに話を伺った。

――「ワカくてもカワいくても」は恋活をテーマに描いた漫画で、「筆者実録漫画」とのことですが、どのくらいの期間の恋活を描かれた漫画なのでしょうか?

漫画に描いたのは、2週間くらいの短い期間でした。「2週間で目標10人と出会う」ということでアプリを使い始めましたね。当時の私は本当に恋愛経験が乏しくて…「まずはいろんな人とお話をして男の人に慣れよう!」とトレーニングするような気持ちで恋活を始めたと記憶しています。

――漫画に描かれている恋活手段は「婚活アプリ」のようですが、他にもありましたか?また、落合さんが感じた「婚活アプリ」の良い点、逆に良くなかった点などもあれば教えてください。

他に「婚活パーティー」「婚活旅行」「恋活居酒屋」など思いつく限りの出会いの場へ参加しました。参加して思ったのが、婚活アレルギーの方が誤解しているようなことは全然なくて、本当に皆さん(いい意味でも悪い意味でも)“普通”の方でした。極端に怖い目にあったり、凄く変わった方が来たりというほうが少数だったと思います。

気をつけたほうがよい点は、なかにはビジネスやカラダ目的など、恋愛目的でない方もいらっしゃることです。会う前にメッセージや通話などをしておくと安心できると思います。そういった意味では、近年の「リモート婚活」はすごく良いと思います!

――本作で描かれているのは、コロナ前の2018年頃のエピソードのようですが、その後の恋活はどんな状況ですか?世間では、長引いているコロナ禍での、恋活や婚活の厳しい状況が取り沙汰されていますが、よかったら現状について教えてください。

執筆後、しばらくは「恋愛したい!」という膿が出きった感じで、恋活はあまりしていなかったんです。ですが、コロナ禍と実家を出て1人暮らしを始めたタイミングがちょうど重なって。「このままだと孤独死するかも」という漠然とした寂しさを感じ、何かあった時に駆けつけてくれる人が欲しいという欲が湧き、また恋活を再開しました。

ただ、執筆時と大きく違うのがコロナ禍なので「容易に会えない」ということでした。そんな中で私はデート代わりに、メッセージで仲良くなった人とは、一緒にオンラインゲームをしたりして(笑)。ゲームでも十分、約束の時間にオンラインになってくれるか、通話で滞りなく話ができるかなど、リアルデートと同様に相性を確かめられたのは意外な発見でした!実際、私に現在できたパートナーもオンライン上で知り合った方なので、「オンライン婚活にも可能性あるな」と身をもって感じています。

――現在、恋活・婚活をされている人、またはこれから検討されている人へひと言お願いします。

私自身、恋愛レベル低めなので恐縮ですが…やはり最初は数を当たることが大事だと思います。「練習」と割り切ってしまっても良いので、アプリでもパーティーでも「ザ・婚活」という機会にチャレンジしてほしいと思います。

知人にも、1回デートで失敗しただけで「もう会わない!」と諦めてしまったり、そもそも出会いがない環境にも関わらず、漫画やドラマのような街や職場での出会いを重視しすぎて上手くいってないと思う人が多いです。昨今リモート勤務が増えていますし、1日中自宅にいるのに自然な出会い…というのは難しいですよね。将来、恋人と過ごす時間を経験したいと思うなら、怖がらず一歩を踏み出してほしいと思います。これからも、そういった方々を漫画などを通じて応援したいと思っています。

――最後に、今後の漫画などの執筆活動の予定を教えていただけますか?

漫画を描いたあと、コロナ禍にも関わらずとても素敵なパートナーと出会えたので、読者に向けて「ちゃんと出来たよ!」と報告の意味も込めて、ノロケ漫画を1本描いてみたいような気がしています(笑)。なので次回作は「コロナでもワカくなくても」とかどうでしょうか(笑)。もうアラサーなので、次は「恋活」ではなく「婚活」にシフトして、かつ“コロナ禍”と“初めての恋人”という二重苦をどう乗り越えて楽しんだのかを漫画で描きたです。今後は「コロワカ」を描かせてくださる媒体を大募集しつつ、執筆を頑張りたいと思っています!

コロナ禍での恋愛や結婚について試行錯誤している方も多いと思うので、ぜひ続編の「コロワカ」に期待!画力だけでなく観察力の鋭さなども持ち合わせている、多才な落合マハルさんの今後の作品から目が離せない。

取材協力:落合マハル(@krm_maharu)

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