サイト内
ウェブ

【恐怖の実体験】「シャク、シャク…」聞こえるはずのない咀嚼音が暗闇に…その正体は⁉日常を描くパンダ漫画が話題

  • 2021年9月8日
  • Walkerplus

「パンダ木彫家」として活躍している大熊猫太こと阿久津 優(@panda_y_akutsu)さん。自身のTwitterでは、木彫の作品はもちろん、パンダをモチーフにした癒やし系のイラストや漫画も評判を呼んでいる。最近では、7月6日に投稿した七夕をテーマにしたイラストが700超えの「いいね」を獲得!今回は、そんな阿久津 優さんの制作にまつわる話や、木彫・イラスト・漫画など過去の人気作も紹介する。

■ほっこり。でも、ときどき怖い⁉パンダへの愛が溢れる作品
――パンダ専門の木彫家さんとのことですが、「パンダ」をモチーフとするようになったきっかけを教えてください。

親に聞いたところ、生まれて初めて喋った単語らしい言葉が「パンダ」だったそうで。物心つく前から、パンダに強く反応する子供だったようです。そういった幼少期からの興味もあり、多摩美術大学在籍中から自然とパンダをモチーフとした木彫を展開するようになりました。

2008年に京橋で初めて個展を開催し、以降は主に、百貨店(日本橋高島屋本館、日本橋三越本店)や銀座の画廊での個展やグループ展で、作品を発表しています。

――木彫家である阿久津さんが、パンダ漫画を描かれるようになったきっかけを教えてください。

昨年、上野動物園は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、約4カ月間休園したのち再開したのですが、再開後は密を避けるためパンダ舎での撮影が禁止になったんです。やっと会えたジャイアントパンダの「シャンシャン」「リーリー」「シンシン」の可愛さを記録に残したいなと思い、記憶を頼りに描いたものをツイートしたのがきっかけで、イラストを載せるようになりました。

それからは、徐々に自分の妄想や体験を漫画にしてツイートすることも増えてきました。「漫画」の形は少ないのですが、イラストと漫画をあわせると、昨年から300弱ほどツイートしています。

――「怖い実話」は本当に怖い話でしたね。ところで、大熊猫太さんはウサギも飼っていたようですが、今は何か飼っていますか?

現在は、猫を4匹飼っています。みんな野良出身で、14歳が2匹と11歳、7歳。Twitterでは漫画だけでなく、彼らの写真も度々ツイートしています。親バカです(笑)

――ワクチン接種の備忘録はとても参考になりました。この作品について一言コメントをお願いします。

ワクチンに対してはいろいろな意見があるので載せるか迷いもあったのですが、私にとってTwitterは自分自身の記録や備忘録の側面も強いので、記しておくことにしました。ワクチンに対する考えは自由だと思うので、ただ自分に起こった事実だけを漫画にしたつもりです。

――大熊猫太さんの代表作品について教えてください。

最近では、パンダのケーキや柏餅、玉子寿司など、食べ物とパンダを組み合わせた「ときどき、」シリーズが好評です。「ときどき、」というのは、ある角度から見ると食べ物、角度を変えるとパンダ、というように「ときどき、パンダ、ときどき、○○」というところから名付けました。

他にも、初個展から展開している、透かし彫りが特徴の「思ひ」シリーズ、パンダが寄せ集まってホワイトタイガーの顔や猫又になったりする「寄せパンダ」シリーズ、木でパンダのぬいぐるみを作る「木ぐるみ」シリーズなど、各シリーズで代表作があるので、なかなかひとつに絞るのは難しいですね(笑)。

今回紹介した木彫やイラスト、漫画だけでなく、彫刻作品の写真や動画もTwitterに投稿するなど、さまざまな試みを続けている阿久津さん。TwitterやInstagramはほぼ毎日更新されているので、ぜひチェックしてみて!

取材協力:大熊猫太【阿久津 優 Akutsu Yu】(@panda_y_akutsu)

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2024 KADOKAWA. All Rights Reserved.