「au三太郎」シリーズ、「意識高すぎ！高杉くん」シリーズのテレビCMでお馴染みの三太郎・高杉くんたちから卒業生に向けて「卒業お祝いムービー」を届ける企画が実施された。
この企画は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校生活最後の1年間、思い出作りがなかなかできなかった日本中の卒業生に向けて、「少しでも良い思い出を残してほしい」とKDDIが実施したもの。
友だちとの思い出を作りたい人、卒業をお祝いしたい先輩がいる人、生徒たちに特別な動画を送りたい先生など、全ての人を対象に、2021年2月19日から5日間、「思い出のエピソード」を募集。約1000件の応募の中から、合計10校に「卒業お祝いムービー」を届け、そのうち4校には、エピソードを踏まえた三太郎の特別メッセージを盛り込んだ超プレミアムムービーを届けた。
当選した学校の1つである学校法人鶏鳴学園 青翔開智中学校(鳥取県鳥取市)では、中学2年生が主催する卒業式にて、「卒業お祝いムービー」を披露するサプライズ企画が行われ、卒業生たちの驚きと歓声に包まれた。
同校は、先生がこの企画を見つけ、卒業式の実行委員(中学2年生)が応募したという。応募したのは、「優しく教えてくれたり、話しかけてくれた先輩方のために、三太郎君の力を借りて、思い出に残る卒業式にしてあげたい」と考えたから。
卒業証書授与式の後、スクリーンに三太郎が映し出され、「青翔開智中学校のみなさん、ご卒業おめでとうございます！」との声が響き渡ると、卒業生たちは「え～！！すごい！」「青翔開智って言った！」と驚きを隠せない様子。続けて、金ちゃん(濱田岳)が「後輩に優しく声をかけ、引っ張ってくれたみなさん。そんな英雄のような心を持ったみなさんの未来が、金ピッカピカな毎日でありますように」とメッセージを送り、桃ちゃん(松田翔太)、浦ちゃん(桐谷健太)、かぐちゃん(有村架純)とそろって手を振ると、会場は興奮による熱気で包まれた。
サプライズをやり終えて、実行委員のメンバーは「すごく盛り上がって『すごいね！』って声をたくさんもらえてうれしかったです」とニッコリ。
一方、サプライズを受けた卒業生は、「コロナ禍の学校生活では、混雑を避けるために始発に乗って学校に通ったり、学校行事が中止になったり、この1年は今までの“当たり前”を見直す場面が多くありました。卒業式も、出席者数を制限するなど規模を縮小しての実施となったことに寂しさを感じていました」と1年を振り返るとともに、「私は、卒業と同時に京都に行くことになり別れがつらかったのですが、まさかこのようなサプライズを企画してくれているとは思っていませんでした。三太郎さんたちのサプライズ動画のおかげで、最後に大きな思い出ができたし、高校でも頑張ろう！と、涙が吹っ飛ぶような元気をもらえました。本当にうれしかったです」と喜んでいた。
なお、「卒業お祝いムービー」企画のサプライズの様子はau公式YouTubeにて配信中。
