香川県高松市の高松市塩江美術館で、企画展「ゆったりしま書♪」が3月28日(日)まで開催中。
生活の中で情報や感情を伝えるときには、音声や文字が用いられる。特に東洋の漢字文化圏では、長い歴史の中で文字は記録として使われるだけではなく、芸術としても位置付けられている。毛筆による書は、リズムをもって表出できる点で音楽的でもあり、抽象符号化された形象は美的な魅力にあふれている。
企画展「ゆったりしま書♪」では、高松市塩江美術館所蔵の書作品の中から、香川にゆかりのある25点を展示。香川県出身の漢学者、藤澤南岳(ふじさわなんがく、1842年－1920年)の書は、さまざまな形や種類の料紙(かなを書くための用紙)に書かれており、筆線の強弱や墨色の違いによる躍動感を感じることができる。また、塩江町出身の書家、竹下孟子の仮名書は、余白を使った紙面構成が巧みにとられており、行の高さや行間を変化させることで流れるような線や墨の渇潤に目が引かれる。
書の魅力が堪能できる企画展「ゆったりしま書♪」で穏やかなひと時を過ごそう。
■新型コロナウイルス感染拡大予防対策
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屋内
【スタッフ対策】
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【施設・会場内の対策】
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【来館者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来館自粛/咳エチケット/入館時の手指消毒/マスク着用/混雑時の入場制限
※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
