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横浜高島屋に新グルメスポット「スウィーツマーケット」誕生

  • 2021年1月3日
  • Walkerplus

横浜高島屋の地下食料品フロアが変化している。2021年春までに4段階の改装を行い、昨年8月比で約1.5倍に拡大、日本最大級の売り場に生まれ変わる。今回、第3期として、スウィーツ、酒、グローサリー売り場を拡充した。日本初登場の6ブランドや、横浜地区初登場の4ブランドなど、計17ブランドがそろう「スウィーツマーケット」で気になる3店を紹介。

今年4月立ち上げたクラフトバタースイーツブランドの「Butters(バターズ)」。看板商品は「クラフトバターケーキ」(3P 800円~)。イギリス・ジャージー島で150年以上の間血統管理されたシングルオリジンバターを使用し、底にはサクサク食感のガレット・ブルトンヌ、上にはしっとり生地のフィナンシェ、中にはミルクジャムという三層仕立てで焼き上げている。バターのコクとミルク感が感じられる、ほかにはない焼き菓子だ。

また、「Butters」はサステナブルなスイーツ作りをコンセプトにしていて、バターを製造するときにできる副産物も活用している。実はバター1キロを作るのに必要な生乳は20キロ以上。バターの主原料の生クリームと作る過程で大量の「脱脂乳」と、生クリームを撹拌する過程で発生する液体分「バターミルク」が副産物となる。「クラフトバターケーキ」に使用するミルクジャムに脱脂粉乳を使用。“バターの仲間”も無駄にせず美味しく食べられるように工夫されている。

大切に育てられた牛の生乳で作られたバターを使い、職人が少量ずつ丁寧に作ることを続けていたため、これまでは催事などでの販売が多かった。東京・新宿に初の常設店があるが、オンラインやポップアップでの販売が中心。今回2店舗目を初めて商業施設内に設置し、こだわりのクラフトバタースイーツを手軽に購入できるようになった。

ほかには「京飴バター」も販売。岡山・蒜山のジャージーバターを使い、京都・宇治の岩井製菓の熟練した職人たちが昔ながらの地釜で少量ずつ時間をかけ、直火で丹念に煮詰め、ひと粒ひと粒丁寧に手をかけて作っている。口に入れると優しい甘さと、どこか懐かしい味わいが広がる。また、「バターミルク」を使った「Buttermilk Pancake Mix」も新たに販売。九州産のバターミルクを粉末化し、それに合う小麦粉を合わせたこだわりの一品。自宅でお店のような風味豊かなパンケーキが作れるので、自宅で過ごす時間が多くなるこの時期にぜひ試したい。

バター繋がりで紹介したいのが、人気ブランドの「Butter Butler(バターバトラー)」の姉妹ブランドとして誕生した「THE MASTER by Butter Butler(ザ・マスター バイ バターバトラー)」。こちらでおすすめなのが「ラムレーズンバターサンド(3個入)」(税込1620円)だ。オープン直後から話題となり、毎日数量限定で販売されているため午前中に売り切れることも多い人気商品となっている。

国産バタークリームにラムレーズンを混ぜ込み、1つずつクッキーにサンドした贅沢な菓子で、最高級のラム酒「ディロンラム」の風味とバターの組み合わせが絶妙。スイーツとしての満足度も高いが、アルコールにも合いそう。生菓子なので消費期間は2日と短いが、あっという間に食べてしまいそう。

ほかにも焼き菓子を販売。フランス産バターを使った生地とラムレーズンを合わせた「ラムレーズンクッキー」(4個入税込950円~)や、同じくフランス産バターのしっとりした生地にラムレーズンを閉じ込めた「ラムレーズンバターケーキ」(3個入1080円)の2種は日持ちもするので、自分用はもちろん、手土産などにもおすすめ。横浜高島屋にしかないブランドなので、他の地域に住む人への贈答にも喜ばれるはず。

もう一つ注目なのが京都洋菓子工房「KINEEL」で、1945年創業の「京菓子處 鼓月」がプロデュースする洋菓子店。京都の寺町二条に店舗があり、京都土産としても人気の高いブランドが府外に初進出した。

なお、「KINEEL」は“お気に入り”になるようにとの願いを込めて名付けられた。「京菓子處 鼓月」の知識や技を洋菓子作りにも生かし、丁寧に作られているのが特徴で、色合いやモチーフなど、味だけでなく見た目も楽しめる和菓子が魅力。かわいくて優しい味わいが女性を中心に幅広い層に支持されている。

看板商品は「ルフル」。ハートにも見える花びらのような形のラングドシャに、バニラ風味のクリームとフリーズドライのイチゴの甘酸っぱさがマッチした見た目も華やかな焼き菓子。「バニラ」(8個入税込1080円~)が定番だが、現在はシーズナブルフレーバーとしてラズベリーとイチゴをミックスしたクリームの「ベリーベリー」(8個税込1296円~)を販売。クリーミーで優しい味わいのバニラと、甘酸っぱいベリーを一緒に味わいたいという人には、2種が詰まった「ベリーベリー×バニラ」(16個入税込2376円)をおすすめしたい。

ほかにも、ひと口サイズのかわいい焼き菓子「姫ガトー」も要チェック。バナナケーキやチョコブラウニー、オレンジタルトなど9種の個性豊かな味わいが並ぶ。一つひとつ、風味や味、香りも異なり、小さなサイズ感だが丁寧に作られていて、満足感も高い。果実の味わいも感じられ、細やかなつくりに和菓子の技を感じられる。5個入(税込1296円)と9個入(税込2160円)があるが、全種が楽しめる9個入がおすすめ。10日以上日持ちするので、一人で少しずつ食べるのもアリだ。

「京菓子處 鼓月」らしさを感じるのは、「anフィナンシェ」。バターをたっぷり使用したしっとりした生地の中に大納言小豆の餡が入っている、和と洋が絶妙にマッチした新しいおいしさ。特筆すべきはやはり餡。「京菓子處 鼓月」のノウハウが詰まった最高級餡は、洋菓子との相性を考えて作られたもの。バターの香りが広がるフィナンシェとの相性は抜群で、口の中で和と洋が混ざり合い、緑茶やコーヒー、紅茶にも合う。上部の飾りは伝統的な京菓子に使われる「こなし」。季節のモチーフが飾られ、12月は雪、クリスマスのベル、ブーツになっている。こうした細かい細工にも心をくすぐられる。

そして、京都の本店でも食べられないスペシャルなスイーツが「ルフル・ア・ラ・クレーム」(410円)。看板商品の「ルフル」をオムレット生地、クリーム、フリーズドライのいちごを組み合わせて新たに生まれ変わらせた生菓子。ふわふわの生地とコクがありながら、さっぱりしてなめらかなクリームの組み合わせは抜群で、フリーズドライのいちごの甘酸っぱさがアクセントになっている。ここだけの特別感はぜひとも味わうべき!

新しくなった横浜高島屋の地下「スウィーツマーケット」。注目の3店はもちろん、ほかにもここでしか味わえないスペシャルなアイテムもあり、新たなスイーツの名所となりそう。自宅で過ごすことが多い今、沈みがちな気分を振り払うには甘くておいしいスイーツはおすすめ。お気に入りを見つけておうち時間を充実させてみては。

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