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“脱タピオカ”の精神が生んだ「モチ」が決め手?新作「粒わらび餅ときな粉ジェラートパフェ」が大好評

  • 2020年11月12日
  • Walkerplus

国内に85店舗のほか、海外にも展開している「ナナズグリーンティー」。“現代の茶室”をコンセプトにした店内で、抹茶を中心とした日本の食文化とおもてなしの心を発信する和カフェだ。今回、全国の81店舗で「粒わらび餅ときな粉ジェラートパフェ」(単品900円、ドリンクセット1150円)を販売した。

一見すると、和カフェで「わらび餅」と「きな粉」のパフェを提供するのは普通のことのように思える。しかし、今回使われているのは「粒わらび餅」。ナナズグリーンティーが独自に開発したわらび餅で、メニューでは「モチ」と名付けられている。

この「モチ」はそもそも、7月に期間限定で登場した「モチラテ」というデザートドリンクのために開発された。開発のスタートは昨年、世間でタピオカがブームになっていたときだ。商品開発の柏田さんは「ナナズでもタピオカドリンクを出さないのかという問い合わせがあった時期でしたが、和の素材にこだわっているナナズでタピオカを出すのは違うと、はじめから思っていました。だからと言って何もしないのではなく、ナナズらしい新しいデザートドリンクを開発したいと考えました」と話す。

そのなかで注目したのがわらび餅だ。しかし、通常のわらび餅をそのまま入れても、ドリンクとしては成り立たない。ストローで吸えて、程よい硬さで、ドリンクというからには“飲む”ためのテクスチャーが必要。そこで、ナナズで人気のラテに合わせられるわらび餅を開発することに。試行錯誤の結果、「粒わらび餅」が完成した。

「ドリンクに入れてちょうどいい状態になる硬さや食感、ほんのりした甘みなど、何度も試作をしながらたどり着きました。8月末までの期間限定ドリンクとして、5種のラテに粒わらび餅を入れた『モチラテ』を販売することになったのです」と柏田さん。

結果は大好評で、「モチ」ならではの味わいがクセになると、多くの支持を受けた。中にはモチラテにさらに「モチ」トッピングをして、「モチ」のおいしさを堪能するという人も出るほど、人気でデザートドリンクとなり、めでたくグランドメニューの仲間入りとなった。

登場してからわずか3カ月半で、すっかりナナズファンからの支持を集めた「モチ」をさらに新しい形でも楽しんでもらいたいと考え、登場したのが今回の「粒わらび餅ときな粉ジェラートパフェ」というわけだ。

「モチ」独特のつるつるモチモチ食感に、きな粉ジェラート、粒あん、玄米フレーク、黒蜜、きな粉生チョコレート、寒天など、和の味わいが何層にも重なりあっている。きな粉の香ばしい香りとジェラートのなめらかな食感、きな粉生チョコレートの甘さに、コクのある黒糖が口いっぱいに広がる。「モチ」の程よい食感が生かされていて、きな粉ジェラートとも、黒蜜ともよく合う。また、寒天と「モチ」の似ているようで異なる食感の組み合わせも口の中を楽しませてくれる。

玄米フレークのザクザクした食感も加わり、いろいろな歯ざわりが次々に感じられ、きな粉の香ばしくて、優しい大豆の風味と、ホッとできるような甘さの黒糖など、これまた異なる甘さと混じり合って、特別感のあるパフェになっている。さっぱりとした飲み口の煎茶や抹茶グリーンティー、同じく焙煎しているほうじ茶やコーヒーと合わせてティータイムに楽しみたい一品。甘過ぎないので、食事のあとにもピッタリ。

「モチ」は上部に入っているが、きな粉ジェラートや玄米フレーク、寒天などと一緒に食べるのがおすすめ。「モチ」好きなら、トッピングメニューの「モチ」を追加することも可能だ。

ナナズグリーンティーが約半年かけて開発した粒わらび餅の「モチ」は、定番の食材としてドリンクだけでなくパフェにも取り入れられた。発売後すぐに好評のため品薄になり、一旦発売中止になったほど。11月12日から一部店舗では数量限定になるが、全店で販売を再開している。

今回のパフェは現時点では期間限定販売(終了時期未定)。ただ、この人気ぶりから、今後さらに新しい「モチ」メニューが登場するかもしれない。粒わらび餅の「モチ」にハマっている人も未体験の人も、一度、ナナズグリーンティーが自信を持って提供する「粒わらび餅ときな粉ジェラートパフェ」を体験してみよう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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