
9月23日から全国のセブン-イレブン(一部入荷していない店舗もあり)などで順次発売され、話題となっている「一番くじ 機動戦士ガンダム ガンプラ40周年」(1回790円・税込)。A~I賞まで、ガンプラをはじめクリアファイルや小皿などさまざまな賞品が展開されているが、なかでも注目度が高いのがE賞の「エントリーグレード RX-78-2 ガンダム ソリッドクリア」と、F賞の「エントリーグレード RX-78-3 G-3ガンダム リソッドクリア」。
くじといえば、A賞やB賞などアルファベット順によいとされている。今回のガンプラの一番くじもA賞の「マスターグレード RX-0 ユニコーンガンダム ソリッドクリアスタンダード」など、もちろんいいものの、“次世代のファーストガンプラ”と言われる「エントリーグレード」シリーズのガンダム2種である、E賞・F賞を狙ってくじを引く人が多いようだ。
■「エントリーグレード」シリーズって?
「エントリーグレード」(以下EG)シリーズとは、バンダイスピリッツから今年登場した新しいプラモデルシリーズ。3月に発売された「ENTRY GRADE 仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー」をはじめ、数種類販売されている。EGガンダムは9月に一部店舗で「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム」(770円・税込)が先行販売され、12月には「ENTRY GRADE 1/144 RX-78-2 ガンダム (ライトパッケージVer.)」(550円・税込)の一般販売がスタートする予定となっている。
今回の一番くじでは、一般販売に先駆けてEGガンダムが手に入るうえ、くじ1回分の価格は先行販売や一般販売予定分より高いものの、今後販売される予定のない一番くじオリジナル仕様ということもあり、注目されている。
EGガンダムの特徴は、組み立てが簡単&可動域が広いということ。なんと、ニッパーや接着剤などの道具が不要で、塗装もシールも不要。そのうえ仕上がったガンプラはほぼ自由自在に動き、好きなポージングを楽しめるという優れものだ。
私、編集部の重藤、以前からガンダム好きの夫の影響でガンプラに興味はあったものの、組み立ての複雑さや塗装にハードルの高さを感じてなかなか挑戦できていなかった。しかし、このEGガンダムなら楽しく作れるかも…と思い立ち、ガンプラの一番くじを引くことに。
運よく、自宅から近いセブン-イレブンが入荷しており、何回か引いてみると見事、E賞もF賞もゲット!写真はゲットした商品の一部で、何回引いたかはあえて伏せておきたい…。
さっそく自宅でF賞の「エントリーグレード RX-78-3 G-3ガンダム リソッドクリア」を作ってみた。
■組み立てる順番に並んだパーツ、数の少なさに驚き
F賞の袋の中にはパーツが付いたランナー3枚(ガンダム本体と武器)と説明書が。まず驚いたのが、パーツの少なさ。いつくかガンプラを作っている夫もびっくりしていた。
E賞・F賞のEGガンダムは、ほぼクリアカラーかつ武器が付いているのもポイント。先行販売されたEGガンダムとは違うカラーリングで、12月から一般販売される予定のものは武器ナシ、さらにF賞のG-3ガンダムのEGは初登場ということで、魅力を感じているファンも多いはず。
■説明書を見ながら順番に組み立てるだけ!
説明書を見ると、初心者の私でも組み立て方が分かりやすく書かれていて親切。
手順1から作っていく。
パーツは手で切り取り、順番にはめ込んで組み立てるだけ。あっという間に顔が完成(感動)。
夫にパーツのランナー切り離し跡を爪でこすってきれいにする方法を教わりつつ、各部位を組み立てていく。
パーツがなくなったランナーを見ると、達成感がこみ上げてくる…。
最後は武器を作って…
完成~!特に難しいところもなく、つまずくことなく1時間程度で作ることができた!
■理想のポージングが実現可能!?な可動域の広さ
可動域を見てみるため、夫が作ったE賞の「エントリーグレード RX-78-2 ガンダム ソリッドクリア」とともにポーズを作って写真撮影。
手も足も首も腰も、とにかく動く動く。かっこいいポーズから、調子にのってちょっとふざけた格好まで、難なく動かすことができた!スゴイ!
自分で作ったものを目の前にするとうれしくて、簡単なものからいろいろなガンプラを作ってみようかな、とモチベーションが爆上がり。まずは12月に登場するEGガンダムをチェックしたい。プラモデル初心者も、気軽に挑戦できるいい機会なのでぜひ。
文・写真=重藤歩美(関西ウォーカー編集部)