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「歩く飯テロ」「天才的アイテム」とSNSで話題、『宇都宮餃子マスク』の開発秘話を担当者に聞いた

  • 2020年9月13日
  • Walkerplus

栃木県宇都宮市にある、日本で唯一の”餃子”協同組合「宇都宮餃子会」がこのほど、見ているだけで食欲をそそる「宇都宮餃子マスク」(税込980円)を発売。餃子で口元を包み込むような”歩く飯テロ”ともいえるビジュアルが「カワイイ!!」「注目が集まること間違いなし!」「天才的アイテム」とSNSで話題になっている。

コロナ禍の真っ只中、色も形もバリエーション豊富なマスクの中でもひときわ異彩を放つこのアイテム。今回は、ユニークな商品誕生の背景やエピソードについて、協同組合宇都宮餃子会 理事兼事務局長の鈴木章弘さんに話を聞いた。

■見た目のインパクトだけじゃない!マスクに入った「宇」に込められた思いとは

――現在多くのマスクが発売されているなか、個性あふれる「宇都宮餃子マスク」をつくることになったきっかけを教えてください。
「餃子の形はマスクになりそうだなと思っていたところ、手芸が得意な知人から『鈴木さん用に餃子のマスクを作ってみたい』と言われ、その知人が手作りの餃子マスクを作ってくれました。それをベースとして専門業者に製造を依頼し、量産するための試作を何度か繰り返して販売品を完成させました」

――手作りマスクがきっかけだったんですね。「宇都宮餃子マスク」は白と茶色の2種類がありますが、こんがりした茶色のマスクも遊び心たっぷりですね!
「ブラウンのマスクは焼餃子もしくは揚餃子を連想させる色として開発しました」

――商品の企画段階で思い出のエピソードはありますか?
「(餃子の上部分の)ヒダの長さや折りの深さ、ゴムの付け位置など、マスクのフィット感を上げるために苦労しました」

――商品の一番のウリ、こだわりポイントは?
「ふっくらとした形状なので、布地が口元に着きづらい。そして、マスク内側の素材に抗菌加工したガーゼを使うなど、実用性が高いこともこだわりです。ワンポイントに入っている『宇』の字は宇都宮餃子の『宇』ですが、吉田類さんなどがこよなく愛する酒呑みの聖地・京成立石(葛飾区)にあるもつ焼きの名店『宇ち多゛』と交流があり、お互いのエールとリスペクトの意味も込められています」
※吉田類:テレビ番組「吉田類の酒場放浪記」などで知られる酒場詩人。

■餃子のフォルムはグッズにぴったり!バズり商品も誕生

――宇都宮餃子会では、マスクのほかにも「餃子ポーチ」をはじめとした餃子グッズを発売していますね。そもそも、餃子グッズが誕生した経緯はどんな感じだったのでしょうか。
「焼く前の餃子のフォルムのかわいさを多くの方に知ってほしかったのと、もっと身近に餃子を感じてほしいという思いからグッズ開発を始めました。日常の生活の中でも『これ餃子にならないかな』と考えています」

――マスクのほかに、おすすめのグッズがあったら教えてください。
「マスクの販売と同時に、ネットで餃子グッズの取り扱いもスタートしましたが、やはりマスクの次に人気なのは『餃子ポーチ』(税込520円)です。少し前にも一般の方がTwitterで餃子ポーチを投稿してくださっていましたが、それがバズって注文が殺到しました。『餃子ポーチ』は2013年春から、また『餃子メッセンジャーバッグ』(税込3880円)も2013年秋から発売しています」

餃子グッズの最新作となるマスクは、実際に商品を購入した人から「着け心地が良い」「カワイイ」という声があり、評判は上々だそう。これについて鈴木さんは「宇都宮餃子マスクを着けた人、見た人が笑顔になってくれたら」とその思いを明かしてくれた。なお、宇都宮餃子会の公式Twitterでは、餃子グッズなどの商品情報を随時紹介するほか、思わずニヤッとしてしまう“自由”なつぶやきやリプも多数。鈴木さんに聞いたところ、“中の人”は同会のスタッフのひとりだとか。気になる人はぜひアカウントをのぞいてみて。

今回紹介した餃子グッズは、宇都宮餃子会が運営する宇都宮市内の「来らっせ 本店」「来らっせ パセオ店」のほか、宇都宮餃子会の公式ネットショップで発売中。みんなに笑顔を運ぶ餃子グッズ、早速チェックして店頭や通販でゲットしよう!

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となる場合があり、表示価格と異なる場合があります。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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