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外出自粛期間中に「子供の撮影頻度が増えた」と3割の人が回答、家族の写真をカタチにして残す意義とは?

  • 2020年9月15日
  • Walkerplus

新型コロナウイルスの影響により、外出先で写真を撮る機会や、遠く離れた家族と実際に会う機会が減っている。一方で、「家族」の中で「写真」の存在が大きくなっており、これまであまり手をつけてこなかった“写真の整理”や“プリント”へのニーズも高まっているのだという。

NTTドコモが、小学生以下の子供と同居する20代~40代の男女に「コロナ時期の写真に関する実態調査」を実施したところ、「家族」や「写真」に対する意識や行動に「変化があった」という回答が目立った。

例えば、「外出自粛期間中に撮影頻度が増えたもの」(n=600)を聞くと33.8%の人が「子供」と回答(n=600)。また、「外出自粛期間中に撮影したもの」(n=600)についても81.0%のパパママが「子供」と答えた。そして「外出自粛期間中にプリントした被写体」(n=118)は84.7%のパパママが「子供」と回答したのだ。いずれの設問でも、「自撮り」や「ペット」を抑えて「子供」との回答がトップになった。

また、「外出自粛期間中にプリントした写真の使い道」も、1位「年間の子供の成長記録」、2位「季節ごと(毎月)の子供の成長記録」の順で「子供」に関するものが上位を占め、4分の1以上のパパママが「自分の両親(義理も含む)に子供の写真を送って成長を見せたい」という気持ちが「強くなった」と回答した。

そんななか、「スマートフォンやデジカメで撮った写真データの整理をしたい」「現像した写真の整理をしたい」「写真はL版プリントやフォトブックにして残しておきたい」という気持ちが「強くなった」と回答したパパママも増加していることが判明(いずれも20%超え)。「写真を整理したい」と答えた理由としては、「外出自粛によって時間ができたため」、また「外出自粛によって家族で過ごす時間が増えたため」との声が多く上がり、3割近いパパママは「撮影した写真を(フォトブック・ハガキなどで)離れて暮らす家族や友人・知人にプレゼントしたい」とも答えた。多くの人が“同じ想い”を共有しているようだ。

こうした声があるなか、NTTドコモは、どのキャリアのユーザーも利用できる「こよみフォト」というサービスを開始した。これは、スマホで撮った写真から、本格的なフォトブックを毎月1冊、もしくはL判プリント30枚を作成するサービス「dフォト」に追加されたもの。お気に入りの1枚を選ぶだけで、フォトブック、L判プリントの代わりに、ポストカードサイズの“飾れるプリント”が送られてくるサービスで、大切な思い出を毎月1回、特別なカタチで手にすることができる。このプリントは、自宅のプリンターでは難しい高級感のあるマットな仕上がり、水濡れ、汚れに強いマットラミネート加工などが特徴だ。

NTTドコモ コンテンツビジネス部・宮谷麻里子氏は、「『子供の成長とともに写真の撮影枚数が減る』『子供が2歳を過ぎるとフォトブックを作る回数が減る』という傾向があることがアンケートでわかりました。その理由として『撮影・プリントする機会(イベント)の減少』『忙しくてフォトブックを作る時間がない』などが背景にあるようです。このため、『写真の枚数は少ないけど、子供の成長をカタチに残したい』という親御さんのニーズに応えたいと考え、写真1枚で気軽に作れる『こよみフォト』を企画しました」と、同サービス開始の経緯を説明した。

「本サービスはコロナ流行前から企画・開発を開始していますが『撮影する機会が減っている=スマホにある写真が減っている』状況でも、写真1枚から作成できる点や外出自粛で祖父母や友人に直接会う機会が減るなかで、近況を簡単に伝えられる点など、コロナ禍でのライフスタイル変化に対応したサービスだと考えております」と、サービス内容が“家族に寄り添った”ものであることを強調。ユーザーからは「両実家などにもプレゼントしやすい」「1枚で作れて嬉しい」といった反響の声が上がっているそうだ。

また、年月やコメントを入れられるこの「こよみフォト」。宮谷氏は「いつ・何があったか、が一目で分かるようになっていますし、カレンダータイプは、より実用的に使えるんですよ」と解説している。

ちなみに、「dフォト」については「今後もお客さまのライフステージのさまざまなシーンの記録からコミュニケーションを醸成し、大切な人との心の距離を縮めることを目指します」とのこと。「よりご満足いただけるよう改善に取り組んでおります」と話していた。


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