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全国28都県66カ所で一斉打ち上げ!花火の街・大曲発の「エール花火」が8月22日に実施決定

  • 2020年8月18日
  • Walkerplus

悪疫退散と人々が明日への希望を取り戻すことを願い、日本の伝統文化・花火を守るために「エール花火」を打ち上げる「日本の花火『エール』プロジェクト」が、クラウドファンディングで目標額「1187万3000円」を見事達成。大仙市大曲地域をはじめとする全国28都県・計66カ所にて、8月22日(土)に各地で一斉に花火を打ち上げることが決定した。3密を避けるため、打ち上げ場所および時間は非公表。場所の選定は各地の花火業者に一任しているが、地域事情により現地での打ち上げが困難な場合のみ、花火玉を預かって大曲地区で代わりに打ち上げを行う。

「日本の花火『エール』プロジェクト」は、「日本三大花火大会」のひとつに数えられる“大曲の花火”で有名な、秋田県大仙市の団体が中心となり設立した「日本の花火を愛する会」が主宰。新型コロナウイルスによって危機的状況にある花火業者への支援、亡くなった人々への鎮魂と慰霊、世の中の閉塞感の打破、不自由な生活を続ける人々や医療従事者へのエール。「すべての人々に、明日への希望と誇りを取り戻してほしい」との思いから、さまざまな願いを込めた「エール花火」の打ち上げを企画した。


同プロジェクトは、“大曲の花火”にゆかりのある花火業者81社が参加し、全国各地で同日同時刻に花火を打ち上げるというもの。6月1日~7月10日までの間、クラウドファンディングサービス「FUN AKITA」を活用して支援を募ったところ、計771人から目標金額の135パーセントとなる1613万円が集まった。クラウドファンディングの支援金および、寄付金や市からの補助金の多くは、各業者への花火代の支払いに充てられるという。

「地元で打ち上がる、打ち上がらないに関わらず、全国各地からたくさんの支援をいただきました。日本の花火を愛し、花火打ち上げを望む方々の熱意に感謝します。倉庫に眠り、行き場を失った花火玉の活躍の舞台を作り、明日への希望と誇りを取り戻し、笑顔広がる花火を打ち上げますので、楽しみにしていてください」と話すのは、「日本の花火を愛する会」の冨樫真司さん。クラウドファンディングの支援者からは「今まで花火の勇気付けられ、助けられてきたので、今度は私たちがエールを送る番です」といった熱いメッセージが、花火業者からは「こんなに多くの人々が花火を愛し、支援してくれている。その思いに応える花火を打ち上げたい」といった感謝の声が寄せられていると冨樫さんは話す。

多くの人々の思いや願い、そして“エール”が込められた花火は、これまでに見てきた花火とはまた違う、特別な光景となるに違いない。感染予防に配慮して、残念ながら打ち上げ場所&時間は非公表だが、“シークレット”というワクワク感を楽しみながら当日は夜空を見上げてみよう!


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