
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、店舗入り口での検温が一般化している。そんななか、とある映画館での検温エピソードがSNSで話題に。コミックエッセイを描いた漫画家・のべ子さんが表現した検温時の注意点とは?
■映画館へ向かったのべ子さんに悲劇が…!?これは誰にでも起こりえる
――のべ子さんのお仕事は?
「日頃から『ネコちゃんで日記』というエッセイ漫画を書いています」
――Twitterでバズった漫画は映画館の検温がテーマでした。普段から仕事終わりに映画を楽しんでいるのでしょうか?
「映画館で観るのが好きなのでよく行きます」
――どんな系統の映画が好きですか?作品も教えてください。
「アクションやSFが好きです。ホラーは苦手ですがつい観てしまいます。最近では『ミッドサマー』が強烈でした。『アベンジャーズ』シリーズが好きなのと、あとトレッキー(※スタートレックファンの総称)でもあります(笑)」
――コロナで映画を我慢していた期間、どのようにして過ごしていましたか?
「Amazonプライムで映画やドラマを観ていました。『グッド・オーメンズ』が特に面白かったです」
■「スタッフさんは悪くないです」運動後など、検温の際に正しい値が出ないケースも
――漫画では『透明人間』を観に行ったとのことですが、検温して基準値を超えた際、スタッフの方はどんな対応でしたか?
「スタッフさんは本当に申し訳なさそうにしてて、逆にこちらが申し訳ない気持ちになりました。私からは『規則なので気にしないでください』と言いましたが…。とても気まずい思いをしました。二度と繰り返したくないです」
――今は店舗へ入店する際に検温をする機会が増えました。運動後や入浴後、外気温と室内温度の差がある場所を移動した直後は正しい値が出ないケースもあるようです。この日は、のべ子さん以外にも検温にひっかかっている人はいましたか?
「私以外に検温に引っかかる人は見たことないですね。ただ、夏場は外気温と室内温度に差があるので、みなさんにも注意してもらえたらと思います」
――漫画の反響はいかがでしたか?
「たくさんリツイートしていただけてうれしいです。いつもリツイートしてくださり、フォロワーのみなさんには感謝しております 。なかにはすごく映画館に怒ってる方もいましたが、規則なので当然のことだと思いますし、私は全然平気なので心穏やかに漫画を楽しんでほしいです」
――コロナ禍でライフスタイルに変化はありましたか?
「元々引きこもりがちなので、あまり変わっていないです。コロナにあまり影響されない職種だからかもしれませんが、自分は幸運だなと思っています。コロナの影響で仕事を失ったり収入が減ってしまった方に対して、手厚い支援がもっとなされるべきだと思います」
――映画館へ行く際のアドバイスはありますか?
「慌てず、時間に余裕を持っていきましょう!!!」
取材協力:のべ子(@yamanobejin)