近畿地方では、今夜遅くには広く雨が降り始め、明日17日から明後日18日にかけて、断続的に雨が降るでしょう。特に、明日17日は大気の状態が非常に不安定になるため、竜巻などの激しい突風や落雷の発生する恐れがあります。大阪周辺など警報級の大雨となる恐れもあるため、今後の情報に注意が必要です。
今日16日の近畿地方は、雲の広がりやすい天気が続くでしょう。
日中から雨の降る所があり、夜遅くになると雨の降る所が多くなる見込みです。
最高気温は、前日と変わらない所が多いですが、湿気が多くなるため、体感温度が変わりそうです。
人の多い所や室内など、ムシムシ感じられる所もあるでしょう。
明日17日の近畿地方は、湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
各地とも、断続的に雨が降るでしょう。
午前中は雷を伴って激しく降る所もあり、警報級の大雨となる可能性があります。
また、竜巻などの激しい突風の発生する恐れもあるため、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、直ちに頑丈な建物の中に移動するなど、安全確保に努めてください。
明後日18日も、雨の降る所が多いでしょう。
今週末は湿気の多い状態が続くため、室内でも風通しを良くするなど、暑さ対策が必要です。
竜巻が発生しやすい気象状況になると、気象庁は「竜巻注意情報」を発表して、注意を呼びかけます。また、「雷注意報」が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」とコメントする場合も、竜巻が発生しやすくなります。ただ、屋外にいる時など、「竜巻注意情報」や「雷注意報」の情報を得ることができない場合もあります。竜巻が発生するのは「発達した積乱雲の下」ですので、普段から、積乱雲が近づく前触れを覚えておきましょう。
① 昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。
また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだしたりします。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。