明日5日(こどもの日)の明け方にかけて、関東や東北を中心に大気の状態が非常に不安定。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意が必要。明日5日(こどもの日)は早くも西から天気が下り坂。6日(振替休日)は広い範囲で雨が降り、短時間強雨や落雷の恐れ。
明日5日(こどもの日)にかけて、上空に寒気を伴った低気圧が東北付近を通過するため、関東から北海道は大気の非常に不安定な状態が続きます。
今日4日(みどりの日)の午後は、関東から北海道の所々で雨が降っています。上の図は発雷確率で、今日15時は関東でも40%と高めで、21時は東北の日本海側で80%と高くなっている所があります。明日5日(こどもの日)の明け方にかけて、関東や東北を中心に竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意が必要です。
今日4日(みどりの日)の夕方から夜の時間帯に行楽地などから帰る際、車の運転は激しい雨や横殴りの雨で見通しが悪くなり、路面が濡れて、スリップ事故などが起こりやすくなります。いつもよりスピードを落とし、車間距離を十分にあけるなど、安全運転を心がけてください。
屋外(グラウンドや河川敷、海岸など開けた場所はとても危険)にいるときは、雷の音が聞こえたら、すぐに頑丈な建物など安全な場所に避難しましょう。
明日5日(こどもの日)は、前線や低気圧が西から近づいてきます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込みます。前線に近い沖縄は断続的に雨で、カミナリを伴った激しい雨が降る所もあるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水などにご注意ください。
九州から北海道では日中、晴れる所が多いですが、九州は次第に雲が広がるでしょう。夜になると所々で雨が降るため、お帰りが遅くなる方は雨具が必要です。
明日は二十四節気の一つ「立夏(りっか)」です。まだ、真夏とは違って空気は比較的カラッとしていることが多い時期ですが、まだ体が暑さに慣れていないため、熱中症にかかるリスクが高まります。
明日も湿度が低めで、清々しい陽気の所が多くなりますが、過ごしやすいからといって、ついつい外で長い時間過ごすことが多くなります。こまめに水分をとるなど、体調管理に気をつけましょう。
さらに、紫外線が強まっているため、帽子や日傘などを使って、うっかり日焼けをしないようご注意ください。
明後日6日(振替休日)は、前線を伴った低気圧が本州の南を進む見通しです。九州から東北の広い範囲で雨が降るでしょう。
前線や低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になりそうです。特に、九州〜関東、北陸にかけては雨雲が発達しやすく、短い時間にザッと雨が降り、雷雨になる所があるでしょう。沿岸部を中心に風が強まり、横殴りの雨になる所もあるため、交通機関への影響に注意が必要です。
6日は、ゴールデンウィーク最終日の方が大勢いらっしゃると思います。最新の気象や交通情報をこまめにチェックし、予定の変更もご検討ください。