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植物の仲間分け方法?種とは何か?

  • 2016年12月9日
  • THE多肉植物

植物を購入するにあたって、種、または植物種という言葉を見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。

今回は、知っているようでよく知らない言葉、種を丁寧に解説します。

種とは何か?どのようにして生まれるのか?

種とは、植物のみならず生物を分類する体系です。

同じ身体の特徴を持っていて、なおかつ生殖が代を重ねても可能な生物同士を1つの同じ種と言います。

種は、進化によって生まれます。

ある種が地理的に隔離されたとします。それぞれの種のうち、現在生息している環境に順応しうる遺伝子を持ったものだけが生き残り、少しずつDNAの構造が変化していきます。

そして、元々同じ種だった生物同士が出会った時、生殖が不可能であれば、その生物同士は別種であるという言い方をします。

これが種の誕生です。

植物の種と、その数について

今現在、地球上には知られているだけで、175万種の生き物がいます。

そのうち植物は20万から30万種を占めています。

しかし、生き物は毎年のように新種が発見されているので、地球上にはもっと多くの植物種が存在していると考えられています。

一方で環境破壊などにより、絶滅に追いやられている植物も毎年数種存在します。

植物のなかま分け

植物に限らず生物は、身体の特徴の違いに基づいてなかま分けされます。

植物の場合はまず、花が咲くか咲かないかで大きくなかま分けされます。

花が咲く植物のうち、種子が果肉で覆われてるか否かでもなかま分けされ、前者を被子植物、後者を裸子植物といいます。

さらに被子植物は、葉脈(葉に養分や水分を送る管)の構造などに従って双子葉類単子葉類に分けられます。

これらのなかまの中で、身体の特徴に基づいてさらに細かい分類体系に分けられます。

まとめ

今回は少し難しい植物と種について紹介しました。

お店で販売されている植物にもきちんと種名が書かれています。

種名が分かれば、より詳しいその植物の情報や育て方を調べることが出来るので、是非お家の植物やお店で見て気になった植物の種名を調べてみてください。

 

 

※トップ画像はPhoto by IZUさん@GreenSnap

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