多肉植物は原種だけを数えても、1万5千を超えると言われます。
その中には直径15センチ以上の大型種も多くあります。
大型種の中でも人気の高い多肉植物をご紹介します。
エケベリアは、薔薇のように華やかに広がる葉と、カラフルな色彩の美しさが特徴です。
コレクターも多く、人気の高い多肉植物です。
小型のものから大型のものまでサイズも様々です。
その葉の形はバラエティに富んでいて、フリルのスカートが広がったような「パーティードレス」や、水滴のような形の膨らみが可愛い「レインドロップ」、葉の先が尖って赤く色づく「チワワエンシス」など、様々な形のものから自分の好きなエケベリアを探すことができます。
冬に育つ多肉植物として有名なアエオニウム。
生長するにつれ下の葉っぱのから枯れていき、一輪挿しのような姿になるユニークな多肉植物です。
その美しさに魅せられて、部屋のインテリアとして育てている人も増えています。
黒紫色に染まる「黒法師」はアエオニウムの中でもポピュラーな種類です。
葉にツヤがある「真っ黒法師」や、独特な斑が特徴的な「まだら黒法師」などがあります。
葉の外側の斑が黄色やピンクに染まる「サンバースト」は、とても色鮮やかで人気の品種です。
カランコエは、小さくて可愛い花がいっぱい集まって咲く姿や、ユニークな葉の形が特徴です。
マダガスカルなどの熱帯地域を原産とし、乾燥に強くて初心者にも楽に育てられます。
カランコエにも色々な種類があります。
和名で「ベニベンケイ」と言われる「ブロスフェルディアナ」はカランコエの代表的な品種です。
真っ赤な花の色が特徴的で、お部屋のアクセントにぴったりです。
「クイーンローズ」は薔薇のような八重咲の花を美しく咲かせます。
赤やピンク、オレンジ、黄色、白など、明るく華やかなものが多くあります。
名前はその高級感ある美しさから名付けられたと言われています。
大型の多肉植物も多種多様で、きっと自分の好みにピッタリのお気に入りが見つかると思います。
お部屋を飾るインテリアとしてもインパクトがあって、人気が高いのも納得です。
※トップ画像はPhoto by hittonさん@GreenSnap