プニプニしていて可愛い多肉植物。そのままで愛らしいですが、自分の手で手塩にかけて育て、増やしたら一層可愛くなります。
一般的に増やし方には2種類あるのですが、その育て方をこれからご紹介致します。
まず一つ目の増やし方は「葉挿し」と呼ばれるもの。これは葉を単体で土に埋めて、そこから根や芽を出させるという増やし方です。葉っぱだけで増やすのです。多肉植物はこのやり方が可能です。
それではどのようにして増やせるのか、次はそれをご紹介致します。
まず葉を抜く苗を、乾いた状態にします。そうすることによって葉が取りやすくなるからです。
取る折には左右にゆすりながら取るとうまくいきやすいです。
葉を取った後は土を準備します。なるべく乾いた土が良いです。それを均して平らにしたら後は置くだけです。埋める必要はありません。
その際はうつ伏せでなく仰向けになるよう留意して寝かせて下さい。これだけで芽や根が出てきます。
「挿（さ）し木」と言う方法もあります。「挿し木」とは茎を切り取って土に埋め、そこから根・芽を出させて増やす方法です。
こちらのやり方も簡単で、多肉植物の、葉がたくさんついている上部（「株」と言います）を茎の部分から切り離すだけです。
切り離した後の株からも、切り離された茎からも子どもができるので増えます。
切り離した株に関しては下の方の葉2，3枚を切り離して捨てて下さい。そうしないと土に埋める時に腐ります。
その後株は乾燥させてください。水につけてはいけません。しばらく放っておくと子どもができるので、それを土に埋めて終わりです。
多肉植物の増やし方は実は簡単です。葉を土に置くか、株を切って乾燥させるかだけで可能なのでとても手軽です。ぜひお試しください。
