全世界にサボテンは5000種類以上存在しています。加えて品種改良で今なお増え続けているのが現状です。
その中で今回は「棘が多いサボテン」「見た目が美しいサボテン」「花が美しいサボテン」の3種類をご紹介します。
まずは刺の多い種類から。刺の多いサボテンは一くくりで強刺類(きょうしるい)と言います。刺が多い、または強靭と言えばこの類型のサボテンです。
その中で代表的なのは『フェロカクタス』というサボテン。これは強刺類の代名詞と言っても過言ではない、アメリカ大陸のサボテンです。
長く鋭い刺が特徴です。
見た目が美しいサボテンの代表は牡丹類と言われるものです。牡丹類は奇怪な姿をしているサボテンが多く、「生きた岩」と呼ばれることも。
その中にはまず『イワボタン』というものがあります。これは瓦を積み重ねたような様相で、日本人には非常になじみやすいものです。
ゴジラキッコウボタンと言う種類のものもあります。こちらはモコモコしたおよそ一般的なサボテンのイメージからかけ離れたものです。
その名の通り、ゴジラの肌のような風貌です。
刺よりも花の観賞を目的とするものを”花サボテン”と呼びます。様々な綺麗な色の花弁を咲かせます。
花の大きさ・鮮やかさで”花サボテン”の代表とも言えるのはロビビアという種です。こちらは赤や黄色の鮮やかで大き目の花を咲かせます。
レブチアというものもオススメです。こちらは小ぶりな花をたくさん咲かせます。賑やかな見た目で非常に鮮やかです。
今回ご紹介した物は約5000種のうちのほんのわずかなものです。
しかし、かなり有名なものばかりで、上述のものさえ押さえておけば分かるサボテンは増えます。
一度、これまでと違う目でサボテンをご覧ください。
※トップ画像はPhoto by SEISHINさん@GreenSnap